お便り

大阪府:河内長野の家

早いもので、この家での生活も一年が過ぎました。四季を通して暮らしてみて感じたことを
お世話になった皆様への感謝の意も含めご報告させていただきます。

もう4年近くも前になるでしょうか、たまたま見つけたHP上の、藤原・室先生の作品にインスピレーションを感じ、こんなこだわりのある家に住みたい!と強く思いました。しかし、30手前の一介のサラリーマンに、建築家にお願いして家を建てることなど果たしてできるのか、という不安を抱きながら最初のメールを送ったことを覚えています。

それから土地探しに半年、設計計画に1年超、施工から完成まで半年と、非常に長い間お世話になりました。当時は設計図と模型、機器カタログを並べて、あれやこれやと検討するのが毎晩の日課でした。家が完成してしまうのが少し寂しかったぐらい、全てが良い思い出です。

もちろん、今はこの家を十二分に満喫・満足しています。なんといっても「リビング-デッキ-林」のつながりある空間が、とても生活を豊かにしてくれています。夏場は巨大な庇が直射日光を遮り、デッキに面した窓を開放しておくことで、風が通り抜けるためエアコンを一度も使わずに済みました。逆に冬場はリビングまで日が届くので昼間はとても明るく快適です。子供も毎日のようにリビングやデッキを走り回っています。ここまで大きなデッキや庇はもったいない?と議論したこともありましたが、思い切って藤原・室先生のプランに賛同して正解でした。

家を建てることは、一生で一番大きな買い物です。こだわってこだわって、考えて考え抜いても、やりすぎということはないはずです。ただ、当然予算というものが存在するので、自分たちに何が必要で何が不必要か、を明確に整理することは求められると思います。その整理したイメージを伝えることができれば、想像もできないような素晴らしい具現化力で、応えてくれると思います。

最後に、藤原先生・室先生をはじめ、事務所のスタッフの方々や工務店の皆さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。これからも素晴らしい家をどんどん作られて、ブログやホームページにアップされることを、楽しみにしております。

(事務所からの補足:建築主のM様は設計の仕事をされており、設計期間を長くしたい、ということで、他の依頼者に比べて、通常ほどの倍の設計期間となりました。)