鴨川沿いのマンションリノベーション Renovation alogn Kamogawa river

クライアントは、休日を楽しむためのセカンドハウスとして、鴨川沿いのマンションの一室を購入され、現状の画一化された間取りを、日々の生活から離れて、非日常を感じる空間に作り変えたいという希望があり、依頼を受けることとなりました。

要望として京都らしい、どこか和を感じる雰囲気を求められました。
また僅かながら限られた窓から眺めることができる鴨川の景色を活かしたいという意向があり、検討することとなりました。

提案としまして、現状の間取りを全て取り払い、鴨川が眺められる窓に焦点を定め、人の立ち位置により鴨川が眺められるエリアと出来ないエリアに対し厳密に仕上げを区分けするということによる内装提案をさせていただきました。

鴨川の眺められるエリアを全体として黒い色調にまとめ、他のエリアを木と白い色調にして完全に区分けすることにより、空間に特徴を作ることを試みました。

また、今回フロアの中心にマンションのパイプスペースが上から下へ柱のように貫けられている状況があり、その現状を活かすべくパイプスペースに絡むように無垢一枚板のカウンターを差し込み、バーカウンターの様に利用できるようにさせていただきました。

全体として、週末をくつろぐことができるセカンドハウスになったのかと思っています。

鴨川沿いのマンションリノベーション
用途 専用住宅
家族構成 夫婦+子供3人
場所 京都府京都市
敷地面積 00m²(0.00坪)
建築面積 00m²(0.00坪)
延床面積 -
構造 その他
階数 地上1階
竣工年 2024年
写真撮影 平桂弥(studioREM)