高槻北の家 House in North Takatsuki

敷地は高槻市の丘陵部の閑静な住宅街にあり、造成地特有の前面道路の勾配や高さ制限といった制約条件がある土地でした。
クライアントは重厚感があり光が入り明るいこと、つながりのある広い空間を望まれていました。

タイルや石を採用することで建物全体としてはすっきりとした印象でありながらも重厚感がありやわらかい光が部屋全体に広がります。

外観はガレージやアプローチの配置を敷地の特性と調和させ、ガレージ部分のボリュームを抑えながらも、内部には十分な広がりを感じる住環境を実現しました。
建物とガレージを一体としたデザインとし、上部の2階リビングは床レベルを下げることで天井の高さを確保し、反対側のダイニングやキッチンは床を上げて1階と2階の距離感を調整しています。
これにより、水平および垂直方向のつながりが生まれ、視線が自然と奥行きを感じられる構成になっています。

また、空間の各所で少しずつ異なる高さや目線が交差し、家族が互いの気配を感じながらも、それぞれの場所で快適に過ごせる多層的な広がりを創出しました。
外部環境と建物の個性を最大限に活かし、制約を強みに変えた、住空間となりました。

高槻北の家
用途 専用住宅
家族構成 夫婦+子供2人
場所 大阪府
敷地面積 171.72m²(51.95坪)
建築面積 78.59m²(23.77坪)
延床面積 140.36m²(42.46坪)
構造 木造
階数 地上2階
竣工年 2025年
写真撮影 平桂弥(studioREM)