東大阪の家 House in Osaka East
東大阪の家
敷地は東大阪の昔ながらに立ち並ぶ住宅地のなかに、5、6件分ほど新しく分譲されたエリアのうち2区画分をクライアントが購入され、計画がはじまりました。
家々が隣接する環境ということもあり、隣家とのお互いのプライバシーを確保しながら、住戸の明るさ、開放性を得る必要があります。
外観は、少し変形している敷地にならうように壁を分割し少しずつずらし、ずらすことで出来上がる隙間にスリット窓を設置することにより光を取り込みました。
全体的なデザインは、分割しずらした外壁がまばらに並び外観を形成し、そのまばらな壁が内部に入り込みながら、外観と同様に内観も形成している構成となっています。
家の主要な用途となるLDKの採光は、吹き抜け上部に設置された窓により、周りの視線を遮りながら光を取り入れました。住宅が密集する環境ですが、窓をスクリーン等で覆うことなく日頃空を眺め過ごすことが出来ます。
東大阪の家
用途 | 専用住宅 |
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家族構成 | 夫婦+子供2人 |
場所 | 大阪府東大阪市 |
敷地面積 | 186.95m²(56.55坪) |
建築面積 | 129.94m²(39.31坪) |
延床面積 | 157.88m²(47.76坪) |
構造 | 木造 |
階数 | 地上2階 |
竣工年 | 2021年 |
写真撮影 | 平桂弥(studioREM) |