日々のこと
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暖吉くん

掃除機の話題に一見掃除とは縁のなさそうな方ばかりが(失礼)コメントしていただいたので何気に少し驚いた。

関西ではそろそろ暖房器具を設置する時期にきている。
暖房器具といえば一般的には、石油ストーブやガスストーブ、エアコンなどが主として利用されている。これらの機器は空気を暖める為、暖かい空気が上部にたまり、足元が寒いといった状態となったり、空気が乾燥するということで、最近、建築工事の際に床暖房を設置する機会が多くなってきている。床暖房は床からの輻射熱によって足元から暖めようといったもので、ガス式や電気式など多くの商品が毎年新製品として発売されている。

前回の掃除機のコメントで九州N氏が札幌のことを書いていたので、近日事務所に導入してみようと思っているあまり知られていない暖房器具があることに気づいたので書いてみよう。

その名も「暖吉くん」 べたな名前から大阪のメーカーっぽいかもしれないが、メーカーは 関西方面では初耳の方も多いであろう”北海道電気”。しくみはいたって簡単。内部に蓄熱レンガがあり、それに深夜電力で熱を蓄熱し、朝方から内部に空気を通して暖めるというもの。雪国ではメジャーな暖房器具だそうで。
方式が単純なのと、かなり重いが、200Vのコンセントをつなぐだけといった動かすこともできなくない設置性、あと、ランニングもそれほどかからないようで、なかなかいい(と思った)。ただ、深夜電力を利用した蓄熱のため、朝ー昼ー夕に毎日利用するスペースのほうが向いているようである。

元々はスペース全体の暖房に向いている様であるが、簡単に増設できる様なので、ピンポイント利用で試してみる予定。まだ使っていないので、使ってみたらまた報告しまっすー。