日々のこと

福井:小浜の家

小浜の家の竣工一年訪問

_MG_1881


小浜の家が、竣工して一年が経過しましたので家の検査、訪問へ行ってきました。日本海側は冬の時期は特にあまり晴れ間が無いようで、この日もそんな天気でした。


 現地に着いたら、施主さんは、ちょっと大きくなったお子さんを抱いて玄関の外で出迎えてくれました。久しぶりに外観を見て、一年経って落ち着きがでている感じがしました。スロープ部分も、盛り上げた土からまばらに草が生えている感じもなかなかよかったです。


 そして家に入ると、一通りの季節を経過し、なじんでいて居心地良さそうな部屋になっていました。お子さんに合わせて、転落防止のパネルを貼ったり、絵本やおもちゃが並んだりしています。お子さんは、この家と同じくらいの年齢ですが家と一緒に成長しているようで、階段を這ってあがり、おなかですべりながら降ります。家じゅうを自由に動き回ります。一番使いこなしているのは、お子さんみたいです。


 さて家の様子ですが、つや消し白の壁の塗装も思ったほど汚れないなあという感想も頂きましたが、実際に綺麗でした。あと、地域柄湿気があることと、石油ファンヒーターを使っているのでガラスの結露はあるようですが、大きくは問題ないようでした。仕切りの少ない家ですが、寒くはなく、暖房一つで十分だそうです。それなりに快適に過ごされていて良かったです。


 家の経過は、人の成長と同じように未知なところが有ります。月日を経過した家を拝見し、住んでいる方とお話しが出来ることは、僕らにとってとても有難くて貴重なことです。