日々のこと
未分類

お正月

今年も元旦は、ほぼいつもと同じようにのんびりと過ごすことができました。この時とばかりに正月の新聞を隅々と読むのですが、結局のところ印象に残った文章は、天声人語でした。

天声人語の最後の一文「便利と快適は幸せと同義ではあるまい。『きゅうくつな幸せ』を、新春の空に思っている。」で〆ている。

便利と快適が幸せと同義ではないのは、当たり前と思っているでしょうが、ついつい住宅設計においては同義と錯覚してしまう。また、暑さ、寒さ、人の気配を気遣いながら生活するといったきゅうくつさを追い払おうとしていないでしょうか。

もう少し、住宅についても、この天声人語の中に書いてあった「きゅうくつな幸せ」を考えて見ませんか。今年もどうぞ宜しくお願いします。