日々のこと
未分類

近江八幡 瓦ミュージアム

近江八幡に行ってきた。
近江八幡は水路に映る木々が美しい。

そして、そこには近江八幡には出江寛設計の瓦ミュージアムがある。
そういえば、この建物はまち研の天野さんが所員時代に苦労して担当した物件だと聞いたことがあるな、と思いながら立ち寄ることにした。

瓦ミュージアムは興味深い建物配置の設計がなされていた。エントランスが動線的に敷地の真中にあり、そしてそれに向かって川辺からのアプローチ、山側からのアプローチと、複数のアプローチが設定されているのである。

町中からつづくエントランスからもう一方のエントランスに出ると、緑の光線が充満した川辺にでる。川辺のエントランスからもう一方のエントランスに出ると家があってそのうしろには山が見えてくる。それは、町並みを建築空間の抑揚に取り込んでいるように思えた。

互いのエントランスをつなぐ通路が敷地内に設定されていたりして、建物と周りの敷地と溶け込み方の距離ゆるやかといった部分も面白い。

あとは、エントランスが円形のデザインというのも、どっちつかずでイメージが転換するデザインとして、成功しているのではと感じた。

近江八幡にはヴォーリズの建物も多かった。
ヴォーリズといえば大阪では大丸の建物があるが、
近江八幡には色々なとなっている。
ちなみにヴォーリズは近江兄弟社創業者でもある。
売上の20パーセント程度を社会貢献の為に使っていたとか。

そういえばヴォーリズの保存運動をしている一粒の会方が和歌山での発表の隣のブースで色々と活動内容について話をしました。本部のある郵便局の再生は、記念館として単に建物を保存するというよりかは、いかに活用してもらうかが大事だと熱く語っておられました。

帰りに 和た与ででっち羊羹たねや(本店)で”もなか”を買う。
でっち羊羹は価格の割においしく、保存期間も長い。よく出来ている。

ところで、近江八幡の写真をアップしようとしたら、「JPEGマーカーセグメントが短すぎます」とのコメントが出てきて開きません。どなたかファイル復活方法ご存知でしたら教えてください。