日々のこと
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建築と子供たちネットワーク仙台

和歌山での建築士会全国大会で手に入れた建築と子供たちネットワーク仙台の報告書を読んでいるが、かなりレベルが高い。

既に、90年代中頃からネットワークを利用してのフィンランドやアメリカの小学生とライブ映像―音声でのワークショップの開催。まちづくりのワークショップの設定も練られていて、実際のまちづくりがいかに難しくコミュニケーションなどいろいろな問題が発生するかなど発見させるような仕組みになっている。最終的には大人も同じフィールドでのまちづくりを考えさせるなど、学校に閉じないで周りに刺激を与える広がりのある活動をしている。行政側がかなり理解―協力しているのであろうか。

各ワークショップ毎の生徒の感想が書かれているが、教えるというよりかいかに発見させるかがこういった活動の仕掛けを考える大きなポイントだと再確認した。