日々のこと

香川:高松のガレージハウス

香川:高松のガレージハウス 床断熱

1階床暖房下スタイロ敷モルタル打ち状況

香川:高松のガレージハウス 

床の断熱工事が始まっています。

今回はコンクリート住宅で吹き抜けがある建物。

ということもあり、コンクリートに熱を蓄熱させる暖房システムを使うことにしています。

通常とは少し異なった施工手順になり、断熱材を施工した上に、左官で表面をならしているところです。

香川:高松のガレージハウス 屋根

香川高松の家コンクリート屋根

香川:高松のガレージハウス

屋根の鉄筋コンクリートが打ちあがりました。

写真は1階から2階の屋根を見上げたところです。

この家は、内部のボリュームを大きくとってほしい、とのリクエストがありました。

ですので、内部の天井高さも高く、さらに吹き抜けを取っています。

空間が巨大なので、暖房システムも特殊。

そのあたりまた追ってお伝えします。

香川:高松のガレージハウス 水栓

水栓

香川:高松のガレージハウス 水栓


このお住まいの洗面台は、4メートル近くあります。

シンプルな洗面台なのですが、半年近く詳細の検討を進めていて、そろそろ発注直前となりました。


最後に残った検討事項のひとつに、水栓がありました。




白い水栓で小ぶりな引き出せるシャワー水栓という希望。




まず、シャワー水栓という時点で、かなり商品数が少なくなり、あったとしても形がいまいちで、デザイン的に選択できるものがほとんどありません。

次に、それが小ぶりで洗面に使えるものとなると、さらに選択肢が少なり、世界中の水栓を探してもなかなかなかったりしていました。

そして、その色を白くすると遂には全くない状況。


あれやこれやと探していると、新発売された感じの、シャワー水栓で小ぶりなもの、というものが最近出てきました。


でもマットなシルバー色までしかありません。


そこで、今回のキッチンと洗面の製作に関わっていただいている尾藤さんが、とあるメーカーの社長に直に連絡したところ、カタログに載っていないけど、白くてシャワー水栓で引き延ばしが出来て小ぶりな商品があることが分かったそうです。

しかも、値段もそれなりに普通。

だいぶんと続いた検討事項が、意外な形で終えることができました。



香川:高松のガレージハウス 打合せ

香川高松のガレージハウス工事中打合せ

香川:高松のガレージハウス

建築主の方と打合せをしました。

今回の建物は、現場でコンクリートを何度も打っていく工事です。

そういった事もあり、工事の工程は天候や気温にも左右されます。

そもそも木造住宅より1.5倍程度の工事期間が必要で、今回は年末年始を跨いでいた事もあり、少し工程が遅れてきています。

そういった工程を、工務店の方が建築主の方に伝えて行きました。

ハウスメーカーなどの家づくりと違って、一つ一つ進めて行きます。
沢山の職人さんの工程が繋がり、重なるので、天候や社会的な動きも影響することもあり、工程通りに進んでいくことは、工務店さんの領域になるのですが、実際難しいのです。

あわせて、浴室周りのガラスの色味を再度確認して変更したりと、工程が遅れていることで、建築主の方も少し現場決定事項に余裕を持たれているようです。

香川:高松のガレージハウス 続配筋

香川高松の家配筋

香川:高松のガレージハウス 引き続き配筋が進んでいっています。

鉄筋コンクリートの場合、型枠というものを作成して、空いたスペースにコンクリートを流し込み、躯体を作り上げていきます。


香川高松の家配筋 (2)

木造の場合、骨組みが立ち上がってから、コンセントの位置を少し動かしたりできます。


しかし、鉄筋コンクリートの場合、デザイン上コンクリート自体を仕上げとするところなどもあり、コンクリートを流し込むまでに、いろいろと決めておく必要があります。

そのような事から、鉄筋コンクリートの場合、現場工事監督の経験値が必要であったり、建築主の方も、想像を働かせる必要が出てくるのです。

香川:高松のガレージハウス 配筋検査

香川高松配筋検査

香川:高松のガレージハウス

2階の床と1階の柱のコンクリートを打つ前に、構造設計事務所による配筋検査がありました。

特に是正もなく、無事検査は終了しました。

この時点で窓まわりや電気配線については、一通り打ち合わせを進めています。

慎重に工事は進みます。

香川:高松のガレージハウス 1階型枠

香川高松のRC型枠

香川:高松のガレージハウス 1階型枠の途中です。

鉄筋コンクリートは、鉄筋を組み立てたところで、周囲を板で囲ってから、そこにコンクリートを流し込んでつくっていくことになります。

大きな谷のようになっているところは、2階の床を支える梁となります。

コンクリートを入れても崩れないように、下をしっかりと支えているので、板の上に乗っても大丈夫な状態です。