日々のこと

奈良:学園前の家

奈良:学園前の家 構造検査

奈良学園前現場

奈良:学園前の家 先日、構造設計者による、構造検査がありました。

基礎の段階から、構造設計者による厳しいチェックがあり、骨組みも何かと細かなところまでチェックをしてもらっています。

建て方をするまでに、専門家ならではの、指摘があり、いろいろ調整してから現場を進めるのですが、それに大分と時間を取っていました。

それを踏まえての、現場チェックでしたので、問題なく終了。

建築主の方からすれば、現場もゆっくり進んでいるが、一体何をしているのだろう?

と、思われているかもしれません。

奈良:学園前の家 上棟

学園前上棟式

奈良:学園前の家 上棟式がありました。

上棟するまで、随分と長い時間が掛かりました。


学園前上棟式 (2)

上棟式後に、建築主の方が昼食を用意してくださいました。

なかなか上棟まで大変な作業だった思います。

基礎をピンポイントで納めるディテール部分が難しかった(とおもいます)。

皆さんベテランの方も多く、技術力の高さに支えられて、はじめて私たちのような建築が成り立っているのだなぁ、と実感する機会でした。

建築主の方も、上棟まで随分と時間が掛かっていましたが、急かすようなこともなく楽しみに待っていただきありがたい次第です。

同時期に、他の建築家で家づくりをされているお友達には、まだ上棟していないの?と、驚かれていたそうですが。

奈良:学園前の家 骨組み2

奈良の学園前 フレーム

奈良:学園前の家 折角の骨組みを、フレームの状態で見ておきたいと思い、現場へ。

設計者にとっては、この構造の状態というは、建築を考える上で重要なイメージです。

ということで、大工さんの作業の合間を縫って、建築用のレンズでしっかりと撮影をしていきました。

奈良:学園前の家 骨組み

学園前骨組みドローン

奈良:学園前の家 少し前ですが、骨組みが組みあがりました。

ここまで来るのに、事務所としてはかなりの労力が掛かっています。

家は小さいですが、大きさに関わらず、家づくりというのは結構手間が掛るものです。

といっても、こちらで考えたことですが。

奈良:学園前の家 基礎

学園前基礎

奈良:学園前の家 基礎が完成しました。

道路側から見ると、基礎はほとんど見えません。

元々ある敷地の傾斜を、出来る限り利用した建築計画です。

周囲に対して、圧迫感も少ない建物になれば良いなと思います。

奈良:学園前の家 配筋

奈良学園前の配筋

奈良:学園前の家 配筋が進んでいます。

小さな家ですが、配筋は男前な感じです。

ここに至るまでに、スタッフレベルでの現場とのやり取りに、かなり調整が必要でした。

敷地の周囲には豪邸が多いですが、労力は豪邸レベルです。

どの家もそうですが、おもしろい家は、おもしろいほど時間が掛かります。

奈良:学園前の家 工事開始

奈良学園前工事開始

奈良:学園前の家 すこし前になりますが、工事が始まりました。

敷地が少し高いところにあります。

そのため、微妙な寸法関係を気にしながら、建物の配置を確認していきます。

敷地は割安で購入されたそうですが、その分、いろいろ難関がありそうです。

奈良:学園前の家 地鎮祭

奈良学園前地鎮祭 (2)

奈良:学園前の家 地鎮祭の地鎮祭がありました。

雨という予報を覆しての、快晴の中での地鎮祭。

今までになく本格的な地鎮祭で、通常3倍ほどの時間がありました。

雨でなくて本当によかったです。

奈良学園前地鎮祭 (1)

子供たちは、どっちかというとテントウムシに夢中。

奈良学園前地鎮祭

沢山発見して、見せてくれました。

奈良:学園前の家 パース

パースの作成

奈良:学園前の家

今回の住まいは、キッチンが真ん中に来るプランです。

あっちに行くにもこっちに行くにも、キッチンを通る。

家に帰ってきてもキッチンが見える。

建築主の方は、以前カフェに努められていて、パティシエをされていたそうで、一日のほとんどをキッチンで過ごすそうです。

奈良:学園前の家 地盤調査

奈良学園前の家

奈良:学園前の家 地盤調査が終わりました。

今回の敷地は、前々から売れ残っていた土地とのことでした。

傾斜地で擁壁も多いので、一般的なハウスメーカーの住宅を建築するには、難しい土地だからかもしれません。

今回の計画のアイデアとしては、土地の特性を生かして、極力費用を抑えた提案をしていきました。

計画的には、地盤を掘削する費用や、土を処分する費用はかかります。

ですが、建築場所を地盤が比較的よいであろう場所に計画することで、結果的に費用を±0に抑えることができれば、という目論見がありました。

後日、調査結果が出てきたのですが、それほど悪くはなく、ほっとした次第です。