群馬音楽センター
群馬音楽センター
ライトの弟子であるアントニオレーモンドが設計したホールで、高崎駅附近にある建物だ。
建設当時は莫大な予算をつぎ込んで建設された建物らしいが、レーモンドは景観を壊さない様低く設計したそう。
音響は余り良くないという噂を聞いていたが、当日は交響楽団の演奏会。直前にもかかわらず、内部も見させてもらえ、案内しましょうか?と言ってもらえたりと、この建物が気に入られているようだ。なんせ、1Fにはレーモンドのミニギャラリーがある。こんなホールまだ他には知らない。
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建物の計画は2転3転したようで、いくつかの計画案の模型が設置してあった。現在の建物は上から見てカニの様な配置であるが、その前の計画では2ブロックに分かれていた様子。ここまで変った理由を知りたいものである。
2Fは天井角張った造形で、そのままホール内部までつっきった大胆な設計。この隙間から出てくる照明とあいまって稲妻のように頭の上を飛んでいく。
ところで、この隣の新庁舎超高層ビルである。折角の景観を壊しているように思えるのだが。残念である。