日々のこと

プライバシー

オランダの建物

京都:向日の家や昭和町の家、羽ノ浦の家の写真を見た方に、この家はカーテンはどうするのですか?とか、プライバシーはないのですか?

と、時々聞かれることがあります。

向日の家がTVで放送され、建築主の方のインタビュー内容を見ると、プライバシーの感覚は、人それぞれ、家族それぞれによって、いろいろあることがわかっていただけたかもしれません。

昭和町の家の建築主の方も、家の中が外から見えて、カフェみたいに見せたい、という希望がありました。

それぞれの建物は、希望や感覚を聞いたうえで、デザインを提案しています。

羽ノ浦の家に至っては、目隠しのロールスクリーンなどが一切なく、照明も基本的に家の中のものは使わず、外から家の中を照らしています。

そういえば、向日の家の方と打ち合わせをしていると、オランダを思い出しました。
オランダの住まいは、外からリビングやダイニングがガラス張りで、家の奥の庭まで見えていることも多かったからです。
写真はオランダにあった建物の写真です。住まいではないとおもますが、感覚を大げさに形に表すと、こんな形なのかもしれません。