平屋計画の実例 ハウスメーカーとの違い
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写真は四万十の家
大手のハウスメーカーで設計を進めている方が、
「不満はないけど何か物足りない。」
という事で設計を、藤原・室建築設計事務所に依頼されることが続いています。
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以前計画した土地も、敷地は70坪程度でした。
引退後の住まいということで、2人暮らしの平屋を希望され、大手のハウスメーカーに依頼されたそうです。
住まいの要望としては、LDK、和室、書斎、納戸と水回り。建蔽率が50パーセントですので、2階にしか無理とのことでした。
計画に大きな不満はないけれど、、、ということでしたが、一度こちらの方でプランすることになりました。
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ひとつ住んでいて面白さのある住まいにしたいという希望。
部屋の要望はハウスメーカーに依頼していたものと同じもので良いとの事です。
結果できた検討プランは3案。
1案目は敷地全体に4つの空きスペースがあり、方位を生かしたプラン。収納が沢山あり、お孫さんが集まっても十分に広いLDKがある。
2案目はシャープな外観で、最大限の庭と日当たりのあるプラン。広さはぴったりスキのないプラン。
3案目は小さな庭が沢山ある、プライバシーに守られたプラン。
という全て特徴のある平屋のプランが、こちら側の内部的な検討で出てきました。
このように2階しか無理と言われた敷地に、色々な平屋の提案が可能なのは、私たちの設計の前提として決まりが無いことが大きいです。
プランの自由度。
住まい方の自由度。
素材の選択肢の自由度。
それぞれを無駄なく考えることで、思い描いた住まいを実現することができるのです。