大阪 堺市西区の家を公開しました
敷地境界線から外壁面を1メートル離さないといけないという法規条件が、細長い敷地において今回プランするにあたり難しいところです。
外壁周りにぐるりと軒裏空間を作り、玄関へと導くアプローチとしたり、デッキ部分で過ごせるようにしたり、また植栽を置いたりできるエリアを計画しました。
吹き抜けに面する2階の書斎や子供部屋の窓越しに見えるサンルームは、見上げると空が眺められ、また窓から外を見ているように感じられればと思っています。
竣工後しばらく経ち、少し住まいの相談事等もあり訪問させていただきました。
すこしづつ住まいの様子も建物となじんできた感じでした。
2階の書斎は、変わった形の植物が並んでいました。
クライアントは、植物を育てるのが好きだとおっしゃっていました。
ただ、書斎で育てる話はたぶん計画していなかったと思うのですが、ちょうどサンルームに面していて植物にとって良い環境みたいです。
鑑賞するにも最適でした。
竣工写真撮影をさせていただきました。
いつも通り撮影は朝から始まり、夕景の撮影までと、ほぼ丸一日かかります。
今回は玄関土間のサンルームがこの家の特徴の一つでもあります。
とても天気が良く、撮影日和でした。
写真の出来上がりが楽しみです。
施主さんと設計のほうで、仕上がりの様子を見ていきました。
建具の動きとか、クロスの汚れとか、等々お引渡し前の様子を全体的に見ていきます。
今回は、ロフトに上がる梯子をどうするか、とか、物干し竿を最終どこに決めようかなど決めきれなかったところのお話あいもありました。
そろそろお引渡しとなります。
最近は、在宅のオンラインで打合せをされる方が増え、書斎などの仕事場が欲しいという要望が多くなっていますが、堺市西区の家の書斎も充実しています。
階段吹き抜けに面してデスクがあり、見渡しの良い部屋となっています。
内装は工事中にクロス貼りからラワン合板になりました。
木の箱に入り込むような楽しげな空間になったのではと思っています。
足場が取り払われ、外観が現れました。
帽子のように、大屋根が被さる形状です。
その屋根の中が概ね2階部分となっています。
残る工事は細かい造作部分や、外構工事です。
2月のお引渡しに向けて、工事が終盤となっています。
いろいろ計画作業のこととか、お施主さんとのお打合せしていたこと、などなどが思い浮かぶ時期でもあります。
木製の階段が、時間かかりましたが完成しました。
この階段は玄関土間のサンルームにあり、ほぼどこにいても見え、家の景色としても重要になります。
こういった造作は、やはり腕の良い大工さんでないと作れないです。
そろそろ、現場も終盤となりました。
玄関土間の吹き抜け上部の天窓が現れました。
書斎や、子供部屋から空が眺められます。
この玄関土間に階段が出来上がります。
その階段が照らされる様子が、この家の景色となるかと思います。
植栽も、この玄関土間に置いてあると映えるかなあと思っています。
工事打合せはほぼ週に1回はおこなわれます。
現場を確認し、現場の中で、図面を広げて打合せします。
何件か建築に関わってきているのですが、いつもそれぞれ違う形状ではあるので、細かい納め方はいつも現場ごとに様々です。
ですので、現場打合せはとても大事です。
そろそろ建具周りや、細かい部分の打合せをしているところです。
建て方工事のあとは、屋根工事や設備工事、サッシが取り付くなど現場が進んでゆきます。
その間に、現場で検討しないと図面だけでは決めにくいところがあり、そのあたりを中心に打合せが行われます。
今回検討が必要な個所の一つに、木製階段の作り方があります。
いろいろな場所から見えてくる階段となるので、見え方を気にしながら最終調整しているところです。