大阪:河内長野の家 木
大阪:河内長野の家 木材のサンプルを並べてみました。
デッキと床材のつながり感がとても強い建物なので、そのあたりをイメージしながら、デッキ材とフローリングの色味を確認しました。
図面段階で検討していた色味はもう少し濃いイメージだったのですが、計画が進むにつれて、建築主の好みの変化があり、色味が薄くなっています。
ただ、全く同じ材ではないので、仕上げの種類によって、同一色でも床や壁などといった見る角度によって随分と色味がかわるので、そのあたりが難しいところです。
大阪:河内長野の家 外壁色
外壁色の打ち合わせをおこないました。
事前に、いくつかの色を指定済みで、それを現地で確認して決めていきます。
気候も良くなり、夏場は、現場へ打ち合わせへはバスを利用していたのですが、はりきって駅から建築地まで歩いていきました。
建築主のご家族はすでに現地に到着していて、外壁をじっくり検討済みのようすでした。それもそのはず、ぼくのほうは1時間を間違えて、遅れて現地に到着してたのです、すみません、、、。
ということで、今回の外壁色は、建築主の方の希望もあり、グリーンを中心に検討をしていました。いくつかのサンプルのなかから、ライトなグリーン色といいましょうか、そういった色合いに決定しました。
まわりの林の色とあいまって、量感のある建物の主張がおさえられそうです。
壁が大分と仕上がり、吹き抜けのボリュームが現れてきました。
計画段階では、吹き抜けがどこまで必要かといったこともいろいろと話しをしました。
結局、吹き抜けをつくっていくことになったのですが、こうやって、ボリュームができあがって様子を見てみると、吹き抜けを介して、いろいろな要素がからみあって、豊かになっている印象を受けます。
小さな吹き抜け
洗面には小さな吹き抜けがあり、2階を通り越して、1階の洗面に光が落ちてくるようになっています。
こういったところは、図面段階で、どこまで光が到達してくるか、とか、洗面の採光のイメージがつきにくいところではあります。
今回は、ちょうどいい具合の明るさの光が到達してきていて、安心しました。