日々のこと

広島:南区の家

広島:向洋の家 7年後の様子

広島:向洋の家 7年後の様子の写真を送っていただきました。

60代の2人暮らしの平屋

建物設計時にのコンセプトは、植栽を楽しみたいということで、円形の土間の周囲に並木道を作る

ということでした。

予定より早く?植栽が育っていて、すでに建物が見えなくなってきています。

さすがです。

最近始められたばかりという、施主さんインスタグラムはこちらです。

https://www.instagram.com/dongry_h/

楽しく住まわれている様子が感じられます。

住まいの様子シリーズ 広島:向洋の家

広島の家住まいの様子 (5)

住まいの様子シリーズです。

今回は、広島の向洋の家。

広島の家住まいの様子 (4)

このミモザを生かして設計をしてほしい、というリクエストでした。

写真を整理していると、ライトアップされたミモザの写真を、建築主の方から送っていただいていたのを見つけました。

広島の家住まいの様子 (1)

60代のご夫婦で、リタイア後の住まいです。

現在はもっと植栽が増えてると思うので、また訪問する機会を楽しみにしています。

Dezeen’s top 10 houses of 2017 

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世界で最も影響力のある、と謳うイギリス発の建築・インテリア・デザインウェブマガジン

DEZEENというサイトの、

Dezeen’s top 10 houses of 2017 

にて、向洋の家が選ばれています。

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60代の方ご夫婦の終の棲家。

あまり尖った主張がない住まいという要望でした。

気の張らないリラックスした感じの雰囲気が、かえって独特な世界観を形成しているのかもしれません。

DEZEEN 向洋の家

平屋について7 小さく住んで広く使う

平屋について7 小さく住んで広く使う

前回外の紹介に続き、室内の紹介です。

広島の家9 (2)

家の中の要望としては、2人暮らしの住まいでありながらも、この住まいは将来雑貨のお店もできるようにしたいということでした。

お子さんが版画や染物などの作家をされていたりして、そういったワークショップなどができるようにもしたい。

広島の家5

そこで、庭から連続する通りは、天井が高く大きな空間のリビングダイニングスペースとして、外との連続感を高めた設計としています。

広島の家10

ですので、通常の家に比べて、通りに面してわざと見えるように、大きなガラス面をつくっています。

広島の家6

リビングダイニングには、大きなテーブルを置けるようにしています。

特注の大きなテーブルをオーダーされたそうで、ワークショップはもちろんのこと、いろいろな作業もここで出来そうですね。

周囲には、絵など展示できるようにもなっています。

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また、人が来たときに、書斎を建具で閉じた状態にもでき、プライバシーも守れるように。

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書斎は、親戚などの来客があったときには、宿泊できる部屋になります。

広島の家7 (1)

おじいさんやお孫さんが集まれば、皆があつまるリビングダイニングとつながるスペースになったりと、いろいろに活用できるように考えています。

広島の家9 (1)

現在は、親戚が集まると、皆がこの部屋に集まって食事をするスペースになっているそうです。


わざと段差をつけて心地よい雰囲気にしたのですが、その効果があったのかもしれませんね。

広島の家7 (2)

広島:向洋の家 植物の様子

広島向洋の家植栽

広島:向洋の家 植物の様子の写真を送っていただきました。

ハナミズキも咲き、その周囲にも沢山の花が咲いてきています。

広島向洋の家植栽4

土間の植栽コーナーにも、色とりどりのお花が。

広島向洋の家植栽3

道路から見ると、こんな感じです。

植物とともに暮らす住まい、ということで計画していたのですが、1年半近く経てだんだんと理想の形に近づいてきています。

土間でカフェなどすると楽しそうですね。




広島:向洋の家 塀

広島向洋の家植栽2

広島:向洋の家 塀が完成しました。

計画中は塀無しで考えていたのですが、暮らし始めて、塀をつくろうかと考え始められたそうです。

はじめはご自身で施工しようかとチャレンジされたそうです。

でも、なかなか難しいところがあったので、最終的には工務店さんに依頼。

木を抜いた塀をこちらで提案し、木の抜き加減はご自身で決められたのですが、想像していたより大胆な感じで、おもしろい感じになっています。