神奈川:葉山の家 中庭の様子
葉山の家は、大工工事が進んでおり2階から見る中庭の様子も現れてきました。
弧を描くバルコニー越しを眺める中庭となります。
全体的に柔らかい印象の建築を目指しており、質感も左官工事が入るので、少し手間のかかる長い工程です。
微妙なニュアンスの決定が必要になる仕上げは、施工中に現地で見ていく必要があります。
葉山の家は、大工工事が進んでおり2階から見る中庭の様子も現れてきました。
弧を描くバルコニー越しを眺める中庭となります。
全体的に柔らかい印象の建築を目指しており、質感も左官工事が入るので、少し手間のかかる長い工程です。
微妙なニュアンスの決定が必要になる仕上げは、施工中に現地で見ていく必要があります。
葉山の家は、建物内に入るとまずは中庭となり、その中庭から直接2階に上がることができる外部階段があります。
その外部階段と建物との固定方法の見え方をきれいに見せたいところです。
そのため、その接号部分のモックアップを作っていただきました。
検討材料としてモックアップが、何よりもやはり一番分かりやすいですねー。
接号部分の見え方がイメージできました。
外壁まわりの下地工事が進んでいます。
仕上げは左官したあと塗装することとなります。
外観は角を丸くした、少し柔らかい外観を目指しています。
葉山の家は、着々と大工工事が進行してしているところです。
先日現場打ち合わせを行いまして、検討内容は造り付け家具や建具などの細かい項目になってきました。
天気も良く、2階からの景色を眺めることが出来ました。
ここは住宅が密集しており、家並越しに山が見えるという景色です。
近くに海があり、いいところです。
外壁は、モルタルをかき落とししてから塗装をするという工程です。
その表情の作り方は様々で、左官屋さんの感覚次第となり、その感覚的なところの話し合いが必要となります。
とりあえずはサンプルを作っていただいて、クライアントさんと好みな雰囲気を眺めながら打合せです。
結構しっかりとしたサンプルを作っていただいたので、感覚的な共有はできたのかなあ、と思いました。
外構の床の仕上げの話にもなり、良さそうな仕上げ方法となりましたので、また報告できればと思っています。
現地にて、クライアントさんとの打合せを行いました。
現実的にスケールを感じられるようになり、内部を廻りながら、まずはコンセントやスイッチの位置確認をしてゆきます。
この家の特徴の一つは、玄関ドアを開けるとまず中庭に入り込み、1階の土間から靴を脱ぎ内部の階段から上に上がる動線はありますが、そのまま2階に上がれる外部階段もあります。
その外部階段のデザインと、犬が転落しないような手摺形状の検討が今回の現場打ち合わせの中心となりました。
曲面の壁の施工の為に、曲げ梁が採用されました。
曲面の壁の作り方は、いろいろな方法があるのですが、曲げ梁は初めてです。
この梁を作るのに、手間ひまがけっこうかかりますが、これからの建築の仕上がりを考えると今回は梁から曲げたほうがいいということになりました。
曲面の壁がどのように仕上がっていくか、また報告できればと思います。
葉山の家 基礎
曲面の型枠が出来上がっています。
少し丸みのかかった壁にするだけでも難しい工事です。
上棟時に曲げ梁も設置予定なのでどう見えるのか楽しみです。
規模は大きくはないのですが、敷地が段差になっていることや、曲面の型枠がまざっているなどあり、4回に分けて打設工事をするとのことです。
また、今回は中庭があり、その中庭に植栽を植える範囲、位置、形状をどうしようか迷っているところです。
計画では、一応決めてはいる内容も、迷っている部分があり、工事中に形状など調整する場面のときもあります。
鉄筋工事が完成してきています。
基礎形状は、そこまで複雑ではないのですが、その上に載る構造は、曲面の壁にするために、一部曲げ梁を使用する予定となっています。
その曲げ梁というものは特殊で、部材が出来上がるのにとても日数がかかるようで、拝見するのが楽しみです。