日々のこと

カーショーケースのあるガレージハウス

第26回目は引き続き、か―ショーケースのあるガレージハウスをご紹介します。

建築主さんは趣味の車や、本やプラモデルなどを飾るための本棚や、
カーシミュレータを置くことのできるような、家を要望されていました。

ガレージハウスの実績は今までに、何軒もあるのですが、リフトを使って、二階の
高さに、車を持ち上げるガレージハウスは初めて計画しました。

一階は車のためのスペースとして利用するため、カーシミュレータを配置しています。

基本的に、建物への出入りは、車に乗りながら行うとのことでしたので、
建物前面は、すべてシャッターになるように計画しています。

二階に上がると、ガラスのショーケースのように、車があり、
ダイニングキッチンからも、リビングからも、三階へ上がる階段からも
車を眺めることができます。

また、本やプラモデルを飾るための、棚が壁一面にあり、車と趣味のものに、
囲まれた空間となっています。

三階は、眺望を楽しむ場所として全体を計画しており、
物見台や、浴室など、景色を楽しみながら、時間を過ごせるようになっています。

コミュニケーションのデザイン 土地探しからの対話

 

土地探しからの対話

住宅の計画が始まる前に、敷地探しから始まることがよくあります。

そういったときは、クライアントの住宅への要望についての話し合いと同時に、その要望にあった敷地形状を探すことになります。

敷地を探しているときは、なんと無く敷地と対話しているような感覚があります。クライアントの要望が上手く入りそうかどうか、現地を見に行ったり、資料を眺めているといろいろ頭に浮かんでくる感覚は、敷地と対話しているような感じです。

土地探しからの対話は、どこか私たち、クライアント、土地の3者で会話をしているとも言えるのか、と思います。そしてその話し合いがうまくいったと感じる時が、いい計画に繋がっていくのかとも思います。

猫のいる家

猫のいる家:猫と建具

ねこは意外と器用に手を使います。

机の上に置いているものを、ちょいちょい、と触って、床に落とすような行動を、

見たことがあるかと思います。

そんな器用なねこは、レバーハンドルの付いた扉、を開けることができます。

ハンドル部分に手をかけ、ぶら下がり体重をかけ、

意図も簡単に、開けてしまいます。

ねこが入ってほしくない部屋、外に出てほしくない部屋には、

ハンドルタイプではなく、握り玉のような、人間の手のひらで掴んで、回す

という動作が必要なものにするのが、最適です。

 

「犬のいる家・猫のいる家」過去事例

https://aplan.jp/works/category/dogcat/

京都:カーリフトのあるガレージハウス 内装工事

京都:カーリフトのあるガレージハウス 内装工事が進んでいます。

タイルの部分は浴室となります。

窓からは川を眺め、ゆっくりお風呂につかることができそうです。

大阪:阿倍野の事務所本社ビル

直径80cmの柱が1本空間にあります。

その柱と家具を一体で計画することで

柱も家具の一部として認識できるようになるのではとスタディしています。

また構成がよく似た家具を近くに配置することで、

より柱の存在が薄くなったようにも思います。

まだまだ調整は続きます。

You Tube

空間のつながりが見え隠れする奥行きを感じられる傾斜屋根の家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYoutubeサイトを作成しました。静岡で吹き抜けのある傾斜屋根のある家を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

静岡県湖西市の住宅街に建つ、夫婦と子供2人の家族の住まいです。
部屋は小さいながらも各スペースがどこかでつながり、それぞれが見え隠れし先を想像させるところに住みたい、という希望でした。
その他、木彫りの熊が飾れるような家にしたい、ファサード部分もある程度は道路側に開けてほしい、キッチンは閉じつつも家の中心で家族の気配を感じるようにしたい、家の中をぐるっとまわれる、傾斜屋根のある外観、という希望もありました。
そのような条件から、内部にズレを発生させることによって立体感が発生し、時間帯によって光のあたり方が変化してくことで、視覚的に奥行き感が感じられる空間をイメージしました。
実際は、個室のボリュームをそれぞれずらしながら積み重ねて配置し、そこに大屋根と外壁を被せることで、個室と屋根の間、個室と外壁の間に隙間を発生させています。
各スペースそれぞれに開口部も加わり、こじんまりとしつつも、他の空間とはどこかでつながりあい、家の中に空間的な広がりや、見えないスペースの気配を感じるように考えています。
建物の構成としては、1階にはLDKと水回りや書斎を配置。ダイニングとリビングには吹き抜けを設けて、2階の気配が感じられます。2階には寝室と子供室2部屋があります。

 

当住宅もっとご覧になりたい方はこちら↓

静岡:湖西の家( 空間のつながりが見え隠れする奥行きを感じられる傾斜屋根の家 空間のつながりが見え隠れする奥行きを感じられる傾斜屋根の家)

 

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静岡で吹き抜けのある傾斜屋根の家を建てる建築家をお探しの方はぜひ一度、ご相談ください。

コミュニケーションのデザイン 好み

好み

建築主の方皆が、趣味があるかというと、そういったことは無い。
特徴のある希望や趣味が無くても、デザインの方向性を左右するものとして、好みというものがある。
この好みは結構デザインを考える上で重要であったりする。
例えば、白い壁が好きか、グレーの壁か好きか、黒い壁が好きかといったシンプルな好みの違いで、空間のデザインが随分と変わる。
同じ空間でも、壁の色が違うと、光の反射具合が全く違うので、最終的に達成したい明るさが同じだとすると、窓や開口部の取り方がぜんぜん違うことになる。
そういった要素は、空間には沢山あるので、挙げればきりがないくらいだ。
好みを聞いたり感じたものを提案し、リアクションとフィードバックをもらう、ということをし続ける。
建築主にとっても依頼する前に想像していたものが、そういったプロセスを経ることで新たな発見がある。
その建築は特徴がありながらも、使う人に取って自然な居心地良さになっていく。

大阪:吹田の家 猫との過ごし方の検討

大阪:吹田の家 このプロジェクトの特徴としては猫との暮らし方を

どう考えるかになります。

スキップフロアの段差を利用して猫だけが通れる場所を作ってみるのも

面白いかなと思いました。

キャットウォークなども建築と絡めた提案ができたらと思っています。