日々のこと

ガレージハウス:シャッター

第29回目は私たちが今まで、設計してきた、オリジナルのガレージ扉をご紹介します。

製作のガレージ扉の良い点の一つはガレージの室内側から見ても、きれいな見た目になっていることが挙げられます。

大阪豊中の鉄筋コンクリートRC造のガレージハウス_ガレージ

一般的なガレージシャッターは表面(外観)はきれいなのですが、裏側(室内)
は機械や金物などが多く、ガレージ内で過ごされる方や、室内側から車を眺められる方にとっては、それがノイズになってしまうことがしばしばあります。
そういった場合には、製作のガレージ扉をご提案させていただくことが多いです、

第1回目にご紹介した名張のガレージハウスの扉です。

幅が約3.0mもある引き戸で、木材の仕上げ材になっています。
全開にするとガレージ奥の中庭まで見通すことができるようになっています。

大阪豊中の鉄筋コンクリートRC造のガレージハウス_外観_昼

第5回目にご紹介した豊中の家の扉です。

外観の杉板と合わせて、三枚の引き戸のガレージ扉としています。

大阪松原のガレージハウスの外観_コールテン鋼の引き戸

第7回目にご紹介した松原のガレージハウスです。
錆仕上げのスチールの引き戸で、白い外壁とコントラスをつけています。

 

趣味を楽しむバイクガレージハウス

第14回目は引き続き長瀬のバイクガレージハウスをご紹介します。

 

この住宅のご主人様は車で出かけたり、車中泊をしたり、

バイクで山を駆け上がったりと、アクティブな方でした。

 

 

そのため、バイクを手入れする空間には本格的な

機器が置かれており、アマチュアの域を超えそうなほど凝った趣味でした。

そのため、バイクを手入れするためのガレージは

日中、日の光が差し込むように天窓を設置しています。

 

 

二階ではほとんどの生活を完結できるようにプランしながらも

景観を望めない地域でも外を感じるための中庭を配置しています。

 

 

 

中庭を45度傾けることで、ワンルームのような空間でも

お互いの距離感を作ることができます。

趣味を楽しむバイクガレージハウス

第13回目は長瀬のバイクガレージハウスをご紹介します。

 

 

こちらの住宅は大阪の町工場が立ち並ぶ場所にあります。

工場が多く臭いや粉塵が多く飛んできます。

そのため、景観を楽しんだり、大きな開口を建物の外側に
配置することを極力避けて、計画をスタートしました。

また、お施主様のご要望としては趣味のバイクを手入れできる
場所を希望されました。

 

 

一階にはバイクを駐輪して、手入れできる大きな土間を中心に、個室や客間を配置しています。

中心の土間を45度傾けることで、個室や階段、トイレなどのスペースを作りだしています。

 

バイクの作業スペースの周囲を個室で覆うことで、近隣への防音対策にもなっています。心置きなく、バイクのカスタマイズやメンテナンスを楽しむことができます。

二階は土間の上部のトップライトの上を中庭とし、景観の望めない敷地でも外を感じることのできる空間となっています。

 

 

この中庭も45度傾けることで、ワンルーム的な二階の仕切りとして
機能しています。

二階にあるリビング、ダイニングキッチン、寝室
水廻りを緩やかに分節しています。

大阪:貝塚の家 デッキ

大阪:貝塚の家

デッキが完成しました。

将来的な周囲の状況も考えて、2階のLDKに面して、内部にデッキのスペースを設けています。

計画段階から、明るくしたいという要望がありながらも、

デッキスペースからの明かりがどの程度あるのか?

というのがCGや模型ではイメージが難しいということでした。

明るさは個々の感覚によりますが、満足してもらえればというところです。

コンクリートの箱があるガレージハウス

第8回目は前回に引き続き松原のガレージハウスをご紹介いたします。


このガレージハウスの特徴であるコンクリートのボックスは防音室になっており、中で楽器を演奏することができます。


さらにボックスの上はデッキのように使くことができ、1階2階両方からアクセスできます。


キッチンから吹抜けを通り、ガレージに行くことができるので、重たい荷物をすぐにキッチンに運ぶことができます。

また、ガレージの奥にも大きな収納棚があり、キャンプ道具などをすぐに車に積み込むことができます。

コンクリートの箱があるガレージハウス

第7回目は 松原のガレージハウスをご紹介いたします。

この住宅の敷地は住宅と工場が混在する地域で角地ではあるものの、
景色を望めるというものではありませんでした。
また、お施主様からガレージハウスであること、遊び心のある計画を望まれました。

建物は白い四角形の建物で、大きな扉が2面についています。
中に入ると、コンクリートのボックスがトップライトに照らされて中央に配置されています。

このボックスのある吹抜けはガレージとLDKとの間にあり、外部との緩衝材として機能しています。

ビルトインガレージではガレージと住居部分をどのようにして仕切るかが重要になってきます。
外から帰ってきたときに、外気を家の中に入れないようにしなければなりません。

普通であれば、通路などでガレージから距離を取りますが、
この住宅では中央の吹抜けがあることでガレージから適度な距離を取ることができ、
外から帰ってきたときも、外気の侵入を防ぎます。

逆に扉をすべて開放すれば家の中に外の新鮮な空気を取り込むこともできます。

大阪:貝塚のガレージハウス 配筋検査

大阪:貝塚のガレージハウス 配筋検査がありました。

2階の床面のスラブ配筋が終了段階にきています。

構造の専門家による配筋検査を行いました。

一部不明な点等は質疑などして、調整しつつ進めていきます。

コンクリート打設まで各種調整は続きます。