日々のこと

コミュニケーションのデザイン 中庭

中庭とはいっても、大きさ、形状、使い方はいろいろあります。

中庭を作ってみたいというクライアントとの希望がありますと、中庭についていろいろ話し合うことになります。

中庭に緑を育てたいけど、虫などが気になるなどの少し相対する内容により温室空間であるサンルームを取り入れたり、庭に出て過ごしたいという話で、縁側空間が出来上がるなど、中庭についての話し合いを続けるだけでも提案が広がっていきます。

中庭に植栽を計画する場合は、専門業者である造園家の方とのコミュニケーションが重要で、中庭の提案の可能性が広がりプランが面白くなることが多いです。

クライアント、造園家さんと、私たちとの間で魅力的な外部空間が出来上がることも期待しています。

コミニュケーションのデザイン

言葉では無いコミニュケーション

こんな感じが好みであるということを、言葉で表現することも重要かなあと思うのですが、やはり最近では画像情報が過剰なほど目に入り込み、コミニュケーションの役割をしています。

打ち合わせのときには、よくクライアントさんから頂いた画像を見て、家の計画の方向性を想像したり、また細かい用途的な要望を視覚的に理解したりと、言葉ではないコミニュケーションも、良く理解し合うのには大切なことだなぁ、と思っています。

画像を一緒眺めながら、あれこれとおしゃべりをしていくと、さらに新しい発想が得られる場合もあり、その点が一番私たちが求めていることでもあります。

コミュニケーションのデザイン4: 時間とつくりあげるデザイン

時間とつくりあげるデザイン

話し合いも、時間をかけると分かってくることが沢山でてきます。

話し合った内容を、時間、日にちが経過し後に考えるとまた違った解答が頭に浮かんで、その内容を次の打ち合わせなどで話し合い、プランの改良に結びつくことがあります。

時間が過ぎていくのは、過ぎていくだけでは無くて、熟成されていく面があり、即決ばかりでは無く時間をかけてゆっくり話すことも建築が出来上がるうえで必要なことだと考えています。