日々のこと

景色を楽しむスキップフロアの狭小ガレージハウス

第18回目は引き続き西宮のガレージハウスをご紹介します。

   

 

この住宅の施主様は趣味の車とバイク、自転車等を置くことができ、
メンテナンスやパーツ、ライディングジャケットなどを飾ることのできる
ガレージをご要望されました。

 

 

そこで、1階のガレージはシンプルな仕上げにし、将来的にいろいろなものが
ディスプレイしやすいように計画しています。また、ガレージの横には
アプローチからガレージが少しみえるようにしてルーバーを配置しています。

 

 

また、敷地南側の神社の楠木をプライバシーを確保しつつも楽しみたいというご要望もありました。

 

 

建物内はスキップフロアになっており、ダイニングキッチン、リビング、
デッキスペース、ルーフバルコニー、それぞれの場所から前面の景観を
楽しむことができます。

 

リビングから少し下がったところにあるダイニングから、景色を望む。

距離感のある切り取られた景色が、より一層景色が窓の外に広がっているように感じられる。

リビングの段差はお子さんのデスクになったり、ベンチになったり、収納にもなっています。

 

子ども部屋へと上がっていく階段。

リビングを通って子ども部屋へつながってほしいというリクエストでした。

景色や、家の中の雰囲気を感じながら、子ども部屋や屋上へ繋がります。

スケッチ

スケッチ:2

 

こちらは段差の複雑なプランを整理しているスケッチです。

敷地面積の小さい計画では高さ関係がシビアな計画をすることがあります。

用途などを考慮して慎重に進めていきます。

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吹抜けで繋がる四層からなるスキップフロア住宅【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。福井でスキップフロアの住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

この住宅は、建築関係の工事に携わっておられるご主人と、つい最近にご出産された奥様で現在夫婦と赤ちゃんの3人家族のお住まいです。施主さんとの話し合いは、機能面は基本的に備わっておれば、極度な追求はされず、全体の視覚的なイメージを大事にされている印象をうけました。
まず玄関へのアプローチは、道路面からちょっと上がった敷地を上がって行き、さらに長いスロープを上がってたどり着きます。敷地面から1.5メートルほどの高さまで上がるので結構な高さです。スロープには落下防止の手摺の代わりに、土を小山のようにスロープのほうへ盛り上げて落下防止の役目をさせています。必ずしもスロープを上がらなくても、盛り上げた土を踏んでいってもいいと自由に考えています。
内部は部屋の床の高さがリビングから1メートルくらい下がった床と、1.5メートルくらい上がった床、2.4メートルくらい上がった床の合計4層の床レベルがあって、それらがすべて吹き抜けになっています。一番上の天井には水平にスリット状の窓があります。
部屋全体は、日中雨でなければ照明器具なしで明るく過ごせます。唯一完全に区切ることができる部屋は、下の階の和室で、あとはつながっています。玄関も繋がっています。
見た目は結構大きく感じられますが、実際はそこまで大きくないので空調機器の効きは良好です。又、真四角のプランを対角線上に割っていくことから始まった部屋の様子が今回の特徴で、それがうまく不思議な感覚を作ってくれました。飽きの来ない空間になっていると思います。
そして、出来上がってから住んでいく中で計画時に想像していた以上にいい方向へ膨らんでいく家になるのではないだろうかと思います。

 

この住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

福井:小浜の家(吹抜けで繋がる四層からなるスキップフロア住宅)

 

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階段を楽しむスキップフロアの家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。兵庫でスキップフロア住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

狭小地というと、間口の狭い細長の敷地を思い浮かべるのではないだろうか。
大阪市内の密集地であれば、そういった細長の敷地が多く、家同士の間は人が入れないほど詰まっています。
しかし、大阪市内は小さい敷地でも建蔽率、容積率が緩い設定となっており、比較的敷地に目いっぱい建てることができます。
兵庫県西宮市夙川エリアは、建蔽率40パーセント、容積率100パーセントとう地域で、高さ制限もあり、実は大阪市内より法規が厳しく計画が難しいことになります。
また今回の敷地は、隣地境界から1メートル離して家をたてないといけない。これで旗竿の「竿」の部分では建物間口が狭くなりすぎてしまって、現実的には家を建てることが難しくなってきます。
しかし、旗竿敷地という悪条件でありながらも、この敷地で良かった点は、旗竿敷地の「旗」の部分で法規上床面積いっぱいに家を建てたときに納めることが出来る敷地形状であった点でした。

植栽が並ぶ、うねったアプローチを通り、少し敷地から入むように玄関に入ります。
玄関土間を入ると、対面は視線が外部に抜け、左右に個室が分かれています。
最上部フロアと、その一つ下のフロアがLDKです。みんな個室に行かずに居間で過ごすことが多いというクライアントの生活をお聞きし、スキップフロアはお互いの視線がぶつからずに、程よい距離感を保ちやすいので適しているかと思い計画しました。

今回はそのスキップフロア形状から、いろいろな場所で過ごしているときに、どのような景色が見えると良いかを考えながら計画していきました。
キッチンから左右の景色が眺められる。
キッチン後ろの仕事場は隣家越しから木々また、敷地の植栽が見下ろせる。
ダイニングテーブルからは山が眺められる。
ソファーからは見上げるとデッキ越しに空が抜けていく。
畳の部屋は道路側見下ろせばお庭が、振り向くと階段、デッキ部分を抜けて外部風景が広がる。

小さい家の閉塞感を解消する常套手段でもあるスキップフロア形式ですが、フロアのそれぞれの場所の景色を楽しめることを深く考えた計画になっています。

 

こちらの住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

兵庫:夙川の家(階段を楽しむスキップフロアの家)

 

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車一台分のスペースを7層のスキップフロアにした家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。大阪市で狭小敷地にスキップフロアの家を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

大阪市内、交通の利便性高いビル街から徒歩圏内。住宅街の多くはマンションが密集するエリアという立地に建つ小さい家です。

敷地の大きさは、32.15㎡(9.72坪)、敷地の短辺長さは3.38m。家が建つ前の敷地の状況は、1台分の車の駐車場でした。 そこに家族4人、車1台の駐車スペース、寝室、子供室等々といった単世帯家族の要望をまとめていきました。
構成は、半地下部分に寝室、1階は玄関、その上のフロアは洗面、浴室。次の上のフロアに子供部屋。その上にリビング、 その上にダイニング、キッチン。一番上のフロアはワークデスクのある場所。そして、屋上へと、各フロアが階段により繋がっています。 全部で7層のフロアで構成されています。

小さい家では数字の上では面積が広げられないため、どのようにして視線の抜けを確保し、どのようにして圧迫感を抑えていくのかが 大事なことの一つとなっていきます。 この家では、スキップフロアによって得られる視線の抜け方をできる限り生かすということで、広がり感をつくりだそうと考えています。 基本的には、あるフロアに居るときに一つ下と、一つ上のフロアが見えているというように設計しています。 そのことを守っていくことで空間の広がり感は生まれていきます。 また、今回は階段を邪魔に感じないようなデザインにしていくようにも心がけました。

 

当住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

大阪:上本町の小さな家(車一台分のスペースを層のスキップフロアにした家)

 

 

 

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ブリッジや階段で繋がる中庭的な吹抜けを囲むスキップフロアの家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。奈良で中庭のような吹抜けを持つ家を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

土地探しからの相談で、計画が進みました。
まずは、2つの敷地から1つを選んでいきました。
建物が密集しているところに敷地はあります。
プライバシーを守りながら、リラックスして過ごせたらいいなということで、要望がありました。
また、スキップフロアが希望ということでした。
各部屋の間に、室内でありながらも、中庭的な要素を持つスペースを設置し、室内を外のように感じながら過ごせる雰囲気をつくりだしました。各エリアはブリッジや階段で繋がっています。

 

当住宅をもっとご覧になりたいからはこちら↓

奈良:五位堂の家(ブリッジや階段で繋がる中庭的な吹き抜けを囲むスキップフロアの家)

 

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