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大階段と吹き抜けが通り抜けるスキップフロア住宅【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYoutubeサイトを作成しました。石川でスキップフロアの住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

人は、日々の生活によって馴染んだ広さなどの感覚を持っている。玄関とはこのような大きさだとか、子供室は、寝室は、などなど。その大きさは人によって違いは有るのだろうけれど、大体常識的な範囲が頭の中に作られていって、計画において標準的な大きさというものが、まず出来上がっている。しかしそういった、大きさに対しての感覚を一旦忘れてしまうというのも、固まった感覚を変えていく一つの方法ではないか。
 例えば、玄関の標準的と言えるサイズからどんどん大きくなると、土間と呼ばれるようなものになって、玄関の用途以上の使い方や土間と居間との繋がりによって新たな用途が広がっていくように思う。反対に小さくなっていくとどうなるか、場合によっては玄関が無くなってしまうとどうなるか、などいろいろ考えられる。
 クライアントは、スキップフロアの家に興味があって、立体的に動き回れる家に住みたいという希望を持っていた。
 立地による風の流れや、正面が西向きという太陽の熱の問題、住まい手の要望などもあったが、もろもろの押さえておくべき要点を考えていくうちに、スキップフロアでもあるが、大きな幅の階段が中心に配置されて、階段を上下の移動のためのものと考えない、とくに使い道を考えない大きな幅の階段が出来上がった。
 大きな幅をもった階段が家を下から上へと貫く。風の流れの方向に建物を貫通しているので、開放すると風が気持ちよく流れていく。階段に座って過していると真夏の日でも快適に過すことができる。階段を上がっていくと、そのまま階段に紛れるような格好でテーブルが造り付けられていて、階段の一部に座るような感じで、食事などをする。
 2階は、階段の周りを囲むように部屋が出来上がっている。主には3人の子供たちのベットが置いてあり、勉強などするための長いデスクがある。
 1階は、寝室と畳の部屋があり、この家で個室として使われる部屋だ。あと、階段下を利用した土間があり、自転車やバイクを置くことができる。そして土間と繋がる浴室がある。
 クライアントの住んだ感想は、階段に座って過ごすこともあるし、階段から見下ろして正面の開口部を開けると庭が見える様子もいいと言っていた。西日を遮る為に正面の開口部を制限したが、そこを開けると、階段下部に光が反射して、内部が下から明るくなる。
計画というものは何かを決めていく作業だが、どのように過すことができるか良くわからない場所、ある意味多少無計画とも言える場所にはいろいろな生活に変化を付ける大事な要素があるように感じた。

当住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

石川:白山の家(大階段と吹き抜けが通り抜けるスキップフロア住宅)

 

 

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階段を楽しむスキップフロアの家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。兵庫でスキップフロア住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

狭小地というと、間口の狭い細長の敷地を思い浮かべるのではないだろうか。
大阪市内の密集地であれば、そういった細長の敷地が多く、家同士の間は人が入れないほど詰まっています。
しかし、大阪市内は小さい敷地でも建蔽率、容積率が緩い設定となっており、比較的敷地に目いっぱい建てることができます。
兵庫県西宮市夙川エリアは、建蔽率40パーセント、容積率100パーセントとう地域で、高さ制限もあり、実は大阪市内より法規が厳しく計画が難しいことになります。
また今回の敷地は、隣地境界から1メートル離して家をたてないといけない。これで旗竿の「竿」の部分では建物間口が狭くなりすぎてしまって、現実的には家を建てることが難しくなってきます。
しかし、旗竿敷地という悪条件でありながらも、この敷地で良かった点は、旗竿敷地の「旗」の部分で法規上床面積いっぱいに家を建てたときに納めることが出来る敷地形状であった点でした。

植栽が並ぶ、うねったアプローチを通り、少し敷地から入むように玄関に入ります。
玄関土間を入ると、対面は視線が外部に抜け、左右に個室が分かれています。
最上部フロアと、その一つ下のフロアがLDKです。みんな個室に行かずに居間で過ごすことが多いというクライアントの生活をお聞きし、スキップフロアはお互いの視線がぶつからずに、程よい距離感を保ちやすいので適しているかと思い計画しました。

今回はそのスキップフロア形状から、いろいろな場所で過ごしているときに、どのような景色が見えると良いかを考えながら計画していきました。
キッチンから左右の景色が眺められる。
キッチン後ろの仕事場は隣家越しから木々また、敷地の植栽が見下ろせる。
ダイニングテーブルからは山が眺められる。
ソファーからは見上げるとデッキ越しに空が抜けていく。
畳の部屋は道路側見下ろせばお庭が、振り向くと階段、デッキ部分を抜けて外部風景が広がる。

小さい家の閉塞感を解消する常套手段でもあるスキップフロア形式ですが、フロアのそれぞれの場所の景色を楽しめることを深く考えた計画になっています。

 

こちらの住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

兵庫:夙川の家(階段を楽しむスキップフロアの家)

 

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