静岡:建売プロジェクト[Iori] 見学会を行いました

静岡:建売プロジェクト[Iori]の見学会を行いました
規格住宅という新たな試みでしたが無事にお披露目することができました
ルームツアーを、インスタライブなどでも配信させていただいておりますので、是非ご覧ください
今後も各地で定期的に開催できればと思いますのでぜひご参加ください。

静岡:建売プロジェクト[Iori]の見学会を行いました
規格住宅という新たな試みでしたが無事にお披露目することができました
ルームツアーを、インスタライブなどでも配信させていただいておりますので、是非ご覧ください
今後も各地で定期的に開催できればと思いますのでぜひご参加ください。
第29回目は駐車スペースの床仕上げについて、ご紹介しようと思います。
よく使われるものとしては、コンクリートの金鏝仕上が挙げられます。
こちらの仕上げは、フラットな表面のため、見た目はきれいに見えます。

表面がつるつるしているため、タイヤ痕が少し目立ちやすく、
雨の日は滑りやすいなど少々欠点もあります。
次に、同じコンクリートで洗い出し仕上げというものがあります。
こちらは、骨材を現しにした仕上げ方法になります。
金鏝仕上に比べ、タイヤ痕が目立ちにくく、表面がざらざらしているので、
雨の日にも滑りにくくなっています。

ただ、骨材がむき出しになっていることで、経年で、骨材がはがれることもあります。
最後に、タイル仕上げになります。
コンクリートの仕上げに比べ、ややコストアップしてしまいますが、
タイルの選定で見た目や、滑りにくさ、汚れの目立ちにくさなどは
どこに重点を置くかを自分で選択することができます。

ただし、注意が必要なのが、外部用のタイルと、駐車場用のタイルは厚みが異なることが挙げられます。
車などの重量物が乗り上げるタイルは20㎜程度が一般的になります。

関係によってデザインが生まれる
コミュニケーションとなると、設計者とクライアントさんとの話し合い。また関係性により信頼し合うことが第一にあると思いますが、デザインを生み出すにはそれだけでは足らないことがあり、いろいろな関係性により生まれていきます。
土地の特徴をどう見つけるか、その土地とクライアントはどのように関係をつくることができるのか、クライアントのご家族のそれぞれの希望はどの様に絡まっていき、予算との関係とうまく関われるのか、近隣からの視線が建物がデザインにどう関係してくるのか、、更にもっと細分化された関係性という内にあるものごとから、デザインはやっと外に出てくるものかと思います。
そいういう過程から建築の外観も生まれてくるので、表面から先にデザインを作り出すといった動きではなく、いろいろな関係性から外観が生まれています。

埼玉:所沢の家 基礎工事が進んでいます。
一度立ち上がり以外のところを打設して
そのあと立ち上がりを打設していきます。
無事打設も終わり建て方に向けて計画を進めています。

小さいものが街並みをつくっている
住んでいる周辺を散歩する周りの景色。電車で移動する車窓から見る家が並んでいる風景。車から眺める町中の様子。
日常の風景は建物であふれており、人は特徴的な場所、あえて向かう観光地の風景でないかぎり周りを眺めることは無いかも知れない。
有名な建築物を目指して足を運ぶけど、その建築物周辺の風景は限定的で、街並みとしての風景にはならないかと思う。
施設などの大型建築物は個人的なコミュニケーションとは違い、企業という大きなシステムの中で出来上がりがちで、人が感じられる建築にはなりにくい。小さい建築である小売店とか、個人住宅のほうが人の肌感があるのかもしれない。
しかしながら住戸が建ち並ぶ風景は、ハウスメーカーや建売の住宅が広がり、人の肌感があるかは疑問ではあるが、これが現在の家づくりに対するコミュニケーションの結果としての風景とすれば、コミュニケーションの仕方においても、なんらかの原因があるのではないだろうか。
古い街並みや集落の風景は、その風土や気候などとの対話により形成されていたと思う。現代はそういった対話もなくなってしまっているのではないだろうか。
風景は小さい建築、特に住宅群からつくられている。もう少し敷地との対話、住まい手や作り手との対話によって風景が変わっていくのかも知れない。

京都:京丹後の家 計画が進んでいます。
東西に玄関を設けるプランとなり
各々の玄関と室内とをどうつなぐか形状を模索しています。
居室から植栽がどう見えるか、光がどう届くかを意識しながら進めています。

照明計画の検討をしています。
ピラミッド状の段差の上に照明器具を分散して配置し、
全体的な明るさの確保と、ブックスタンドなどのインテリアとしても
使えないかと考えています。ダイニングテーブルなど明るさが必要な場所には
ダウンライトやスポットライトで対応しています。

埼玉:所沢の家 基礎工事が進んでいます。
敷地に対して配置が正しいか、配筋が正しく行われているかを確認していきます。
綺麗に施工されていたので次のコンクリートを打つ過程に進んでもらいます。
また報告していきます。
第29回目は私たちが今まで、設計してきた、オリジナルのガレージ扉をご紹介します。

製作のガレージ扉の良い点の一つはガレージの室内側から見ても、きれいな見た目になっていることが挙げられます。

一般的なガレージシャッターは表面(外観)はきれいなのですが、裏側(室内)
は機械や金物などが多く、ガレージ内で過ごされる方や、室内側から車を眺められる方にとっては、それがノイズになってしまうことがしばしばあります。
そういった場合には、製作のガレージ扉をご提案させていただくことが多いです、

第1回目にご紹介した名張のガレージハウスの扉です。
幅が約3.0mもある引き戸で、木材の仕上げ材になっています。
全開にするとガレージ奥の中庭まで見通すことができるようになっています。

第5回目にご紹介した豊中の家の扉です。
外観の杉板と合わせて、三枚の引き戸のガレージ扉としています。

第7回目にご紹介した松原のガレージハウスです。
錆仕上げのスチールの引き戸で、白い外壁とコントラスをつけています。

ディテールについてのコミュニケーション
建築の良さを感じるとき、そこにはディテールが関わっています。
間取りが同じであっても、詳細を検討し製作された窓が備わった空間と、量産された窓が適宜付いた空間では、雰囲気が変わります。
詳細図面との対話、クライアントとの対話、製作してくださる業者との対話等々のコミュニケーションが必要となり、その関わりにより出来上がっていきます。
工場で量産された製品はカタログ等により内容が決まっているので、コミュニケーションを省略することができ、効率的ですが出来上がりは平均化され、独自性は失われて行きがちです。
量産された製品の良さもあるので、バランスを大事にして計画していきたいと思ってます。