大阪:阿倍野の家2 空間構成
大阪:阿倍野の家2
空間構成が少々複雑な建物です。
大工さんとしても過去一わかりにくい建物の一つだそうです。
図面を見ただけでは、把握しきれないとのこと。
パースなどを作成した資料もあわせて見てもらいながら、打合せを進めることにしています。
大阪:阿倍野の家2
空間構成が少々複雑な建物です。
大工さんとしても過去一わかりにくい建物の一つだそうです。
図面を見ただけでは、把握しきれないとのこと。
パースなどを作成した資料もあわせて見てもらいながら、打合せを進めることにしています。
お引き渡し前に、クライアントさんと工務店さんと一緒に家を廻り補修箇所がないかを見ていきます。
補修箇所であるのは、塗装の塗りムラだったり、クロスの貼り方がうまくいってなかったりする部分や、汚れがあったりする部分などです。
今回も何点かの箇所の補修をお願いしました。
座りやすいところが沢山ある家なので、ついつい腰掛けて、くつろいでしまう家でもあります。
ほぼ下地部分の大工工事が完了しました。
斜めの壁部分も形状が出来上がっていて、壁に沿う長いベンチも、脚部分が施工されていました。
トップライトから、またハイサイドの窓からの光の感じも想像できるくらいになり、そろそろ仕上げ工事に入ろうとしております。
外壁は、モルタルをかき落とししてから塗装をするという工程です。
その表情の作り方は様々で、左官屋さんの感覚次第となり、その感覚的なところの話し合いが必要となります。
とりあえずはサンプルを作っていただいて、クライアントさんと好みな雰囲気を眺めながら打合せです。
結構しっかりとしたサンプルを作っていただいたので、感覚的な共有はできたのかなあ、と思いました。
外構の床の仕上げの話にもなり、良さそうな仕上げ方法となりましたので、また報告できればと思っています。
建物の配置は、道路には正対せずに、南方向に向けて45度程度振った配置を基本としています。
ひとつの部屋を三角屋根のボリュームと捉えることで、その部屋ごとに採光や天井高さなどのコントロール性が上がり、北側斜線など法規的なラインもクリアしつつ、各部屋の要望もクリアすることができました。
それぞれのスペースが独立した雰囲気になっており、ボリュームとボリューム間の変化が楽しめる住まいになっています。
玄関アプローチの壁に、竹を並べます。
竹の納まりをどうするか、どうやって固定するのか、どんな太さがいいのか、
と、なんども打合せをしていましたが、
やっぱり実物を見てみないと、ということでサンプルを取ってもらいました。
竹にも季節があるようで、今の時期は品薄になるようです。