日々のこと

猫のいる家

猫のいる家:猫の生態について

「家族にねこ・いぬがいます」という建築主が、

最近多くなってきています。

猫のいる家、犬のいる家について、

定期的に、ブログにてお知らせしていこうと思います。

今回は「猫のいる家:生態について」、まとめます。

 

ネコ科の動物は、基本的には単独で行動し、狩りを行う動物です。

自分の身は自分で守るという意識から、

警戒心や臆病さが強い傾向があります。

なので、大きな音や見知らぬ来客などに、恐怖し、

家の中の「高い場所」や家具の下などの「狭い場所」に、

逃げ込むことが、よくあります。

手の届かない、高い位置にのぼり、

下にいる人の様子を、じっと観察しています。

本当に手の届かない高い空間を作ってしまうと、

万が一、地震のときなどにびっくりして、入り込んでしまい、

救出ができない、となるケースもあるので、

設計には注意が必要です。

 

 

ただ、ねこにも性格があります。

人懐っこい猫や、全く他人には触れあいたくない猫、

子どもからは逃げる猫など、さまざまですので、

それぞれ、飼っている猫に合わせて、設計していくのも大切です。

 

「犬のいる家・猫のいる家」過去事例

https://aplan.jp/works/category/dogcat/

 

東京:武蔵野の家 ホームページに掲載しました

東京:武蔵野の家 をホームページに掲載しました。

プラン検討にあたっての中心的な内容に猫達が動きまわって、その動きを眺められたらという話しがあり

どのように空間に取り込むかが大きな課題のひとつとなりました。

敷地形状が旗竿地という特徴を活かすかたちで、アプローチを道路境界から竿部分に小道をつくり

その小道が玄関を抜け、クネクネとまっすぐ家のなかのサンルームを通り抜ける案を提案しました。

大阪 千里中央の家をHPに公開しました

大阪 千里中央の家をHPに公開しました。

敷地の状況と、要望から、コの字の居住スペースと独立したユーティリティルームのBOXの二つのボリュームの間に中庭となる隙間をつくるプランとしました。ユーティリティルームのBOXが道路からの目線を遮ることでプライバシーが確保されています。

眺望の良さと解放感をできるだけ享受するために、構造設計の段階から視線の抜けを演出しています。レイヤーを重ねることで内部と外部の視覚的なつながりを生み出そうとしています。