コミュニケーションのデザイン2
狭小住宅へのコミニュケーション
事務所を設立し、計画案件として多かったのが小さい敷地に建てる家でした。
15坪以下もあれば、20坪くらい大きさでも、間口が狭かったり、変形地だったりといった敷地の計画です。
小さい敷地は標準的なスケール感とは違う計画をしないと家の機能が収まらないので、そういった普通ではないスケール感の提案を、クライアントと話し合うことが必要です。例えば、浴室が四角のかたちで収まらないので長方形になるとか、子供部屋が2帖くらいの大きさだとか。天井高さが2メートルになるなどです。
通常の大きさの家の計画よりクライアントと話し合う内容が多くなります。
小さい家の計画からがコミニュケーションのデザインの始まりなのかも知れません。
様々な用途、規模、要望の案件を設計させてもらっている今、話し合うことはコミニュケーションのデザインを創り出す基本となっています。