日々のこと

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階段を楽しむスキップフロアの家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。兵庫でスキップフロア住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

狭小地というと、間口の狭い細長の敷地を思い浮かべるのではないだろうか。
大阪市内の密集地であれば、そういった細長の敷地が多く、家同士の間は人が入れないほど詰まっています。
しかし、大阪市内は小さい敷地でも建蔽率、容積率が緩い設定となっており、比較的敷地に目いっぱい建てることができます。
兵庫県西宮市夙川エリアは、建蔽率40パーセント、容積率100パーセントとう地域で、高さ制限もあり、実は大阪市内より法規が厳しく計画が難しいことになります。
また今回の敷地は、隣地境界から1メートル離して家をたてないといけない。これで旗竿の「竿」の部分では建物間口が狭くなりすぎてしまって、現実的には家を建てることが難しくなってきます。
しかし、旗竿敷地という悪条件でありながらも、この敷地で良かった点は、旗竿敷地の「旗」の部分で法規上床面積いっぱいに家を建てたときに納めることが出来る敷地形状であった点でした。

植栽が並ぶ、うねったアプローチを通り、少し敷地から入むように玄関に入ります。
玄関土間を入ると、対面は視線が外部に抜け、左右に個室が分かれています。
最上部フロアと、その一つ下のフロアがLDKです。みんな個室に行かずに居間で過ごすことが多いというクライアントの生活をお聞きし、スキップフロアはお互いの視線がぶつからずに、程よい距離感を保ちやすいので適しているかと思い計画しました。

今回はそのスキップフロア形状から、いろいろな場所で過ごしているときに、どのような景色が見えると良いかを考えながら計画していきました。
キッチンから左右の景色が眺められる。
キッチン後ろの仕事場は隣家越しから木々また、敷地の植栽が見下ろせる。
ダイニングテーブルからは山が眺められる。
ソファーからは見上げるとデッキ越しに空が抜けていく。
畳の部屋は道路側見下ろせばお庭が、振り向くと階段、デッキ部分を抜けて外部風景が広がる。

小さい家の閉塞感を解消する常套手段でもあるスキップフロア形式ですが、フロアのそれぞれの場所の景色を楽しめることを深く考えた計画になっています。

 

こちらの住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

兵庫:夙川の家(階段を楽しむスキップフロアの家)

 

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ミモザを活かしたコンパクト改修【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。大阪で店舗の改装工事をする方向けにスライドを作成していきます。

 

カフェ:シュートアップの改装工事。
既存の店舗を小さくし、イメージを一新したい、という相談から計画が始まりました。
既存のミモザ(植栽)を生かしたいというところからプランを考えていくことにしました。
ファサードのサッシ、間仕切り、仕上げを大幅に改装し、内部からミモザが見え、内外の視線の繋がりある雰囲気としました。
店舗内のテーブル、棚などの家具もオリジナルで設計したものを製作し、既製の雰囲気を極力消しています。
店内にはカフェに加え、手作りパン、クッキーや服、雑貨などを販売するスペースも設けています。
将来的には、ギャラリーとしても利用できるようになっています。
店舗が新しくなると、自然とお子様達も店を手伝うようになったそうです。

 

当建築をもっとご覧になりたい方はこちら↓

大阪:shoot up(ミモザを活かしたコンパクト改修)

 

 

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車一台分のスペースを7層のスキップフロアにした家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。大阪市で狭小敷地にスキップフロアの家を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

大阪市内、交通の利便性高いビル街から徒歩圏内。住宅街の多くはマンションが密集するエリアという立地に建つ小さい家です。

敷地の大きさは、32.15㎡(9.72坪)、敷地の短辺長さは3.38m。家が建つ前の敷地の状況は、1台分の車の駐車場でした。 そこに家族4人、車1台の駐車スペース、寝室、子供室等々といった単世帯家族の要望をまとめていきました。
構成は、半地下部分に寝室、1階は玄関、その上のフロアは洗面、浴室。次の上のフロアに子供部屋。その上にリビング、 その上にダイニング、キッチン。一番上のフロアはワークデスクのある場所。そして、屋上へと、各フロアが階段により繋がっています。 全部で7層のフロアで構成されています。

小さい家では数字の上では面積が広げられないため、どのようにして視線の抜けを確保し、どのようにして圧迫感を抑えていくのかが 大事なことの一つとなっていきます。 この家では、スキップフロアによって得られる視線の抜け方をできる限り生かすということで、広がり感をつくりだそうと考えています。 基本的には、あるフロアに居るときに一つ下と、一つ上のフロアが見えているというように設計しています。 そのことを守っていくことで空間の広がり感は生まれていきます。 また、今回は階段を邪魔に感じないようなデザインにしていくようにも心がけました。

 

当住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

大阪:上本町の小さな家(車一台分のスペースを層のスキップフロアにした家)

 

 

 

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