日々のこと

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狭小地に建つモノトーンな家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

建築家 藤原・室建築設計事務所のYou Tubeサイトをもう1つ、つくりました。
主に、ショート動画で、物件を紹介していきます。
大阪でガレージハウスを建てる方向けに昭和町の家のスライドを作成しています。

定期的に更新していきます。

長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はあります。

都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街です。
そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計しました。

計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことでした。
その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、
道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしました。

主たる解決は、断面的な空間構成でした。
南に面する道路側から→“モッコクの樹” →”天井高さが5.6mあるリビング”→”吹き抜けと階段スペース”
→”各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→”小さな外部吹抜け”を順に設けました。
そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、
室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができました。

建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討しました。
階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保しました。
部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出しています。

都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、
内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られます。
そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるファサードとなります。
昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、
というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成しています。

当住宅をもっとご覧になりたい方はこちらから↓

昭和町の家

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階段を楽しむスキップフロアの家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。兵庫でスキップフロア住宅を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

狭小地というと、間口の狭い細長の敷地を思い浮かべるのではないだろうか。
大阪市内の密集地であれば、そういった細長の敷地が多く、家同士の間は人が入れないほど詰まっています。
しかし、大阪市内は小さい敷地でも建蔽率、容積率が緩い設定となっており、比較的敷地に目いっぱい建てることができます。
兵庫県西宮市夙川エリアは、建蔽率40パーセント、容積率100パーセントとう地域で、高さ制限もあり、実は大阪市内より法規が厳しく計画が難しいことになります。
また今回の敷地は、隣地境界から1メートル離して家をたてないといけない。これで旗竿の「竿」の部分では建物間口が狭くなりすぎてしまって、現実的には家を建てることが難しくなってきます。
しかし、旗竿敷地という悪条件でありながらも、この敷地で良かった点は、旗竿敷地の「旗」の部分で法規上床面積いっぱいに家を建てたときに納めることが出来る敷地形状であった点でした。

植栽が並ぶ、うねったアプローチを通り、少し敷地から入むように玄関に入ります。
玄関土間を入ると、対面は視線が外部に抜け、左右に個室が分かれています。
最上部フロアと、その一つ下のフロアがLDKです。みんな個室に行かずに居間で過ごすことが多いというクライアントの生活をお聞きし、スキップフロアはお互いの視線がぶつからずに、程よい距離感を保ちやすいので適しているかと思い計画しました。

今回はそのスキップフロア形状から、いろいろな場所で過ごしているときに、どのような景色が見えると良いかを考えながら計画していきました。
キッチンから左右の景色が眺められる。
キッチン後ろの仕事場は隣家越しから木々また、敷地の植栽が見下ろせる。
ダイニングテーブルからは山が眺められる。
ソファーからは見上げるとデッキ越しに空が抜けていく。
畳の部屋は道路側見下ろせばお庭が、振り向くと階段、デッキ部分を抜けて外部風景が広がる。

小さい家の閉塞感を解消する常套手段でもあるスキップフロア形式ですが、フロアのそれぞれの場所の景色を楽しめることを深く考えた計画になっています。

 

こちらの住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

兵庫:夙川の家(階段を楽しむスキップフロアの家)

 

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ミモザを活かしたコンパクト改修【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。大阪で店舗の改装工事をする方向けにスライドを作成していきます。

 

カフェ:シュートアップの改装工事。
既存の店舗を小さくし、イメージを一新したい、という相談から計画が始まりました。
既存のミモザ(植栽)を生かしたいというところからプランを考えていくことにしました。
ファサードのサッシ、間仕切り、仕上げを大幅に改装し、内部からミモザが見え、内外の視線の繋がりある雰囲気としました。
店舗内のテーブル、棚などの家具もオリジナルで設計したものを製作し、既製の雰囲気を極力消しています。
店内にはカフェに加え、手作りパン、クッキーや服、雑貨などを販売するスペースも設けています。
将来的には、ギャラリーとしても利用できるようになっています。
店舗が新しくなると、自然とお子様達も店を手伝うようになったそうです。

 

当建築をもっとご覧になりたい方はこちら↓

大阪:shoot up(ミモザを活かしたコンパクト改修)

 

 

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車一台分のスペースを7層のスキップフロアにした家【大阪の建築家 藤原・室建築設計事務所】

 

建築家 藤原・室建築設計事務所のYouTubeサイトを作成しました。大阪市で狭小敷地にスキップフロアの家を建てる方向けにスライドを作成していきます。

 

大阪市内、交通の利便性高いビル街から徒歩圏内。住宅街の多くはマンションが密集するエリアという立地に建つ小さい家です。

敷地の大きさは、32.15㎡(9.72坪)、敷地の短辺長さは3.38m。家が建つ前の敷地の状況は、1台分の車の駐車場でした。 そこに家族4人、車1台の駐車スペース、寝室、子供室等々といった単世帯家族の要望をまとめていきました。
構成は、半地下部分に寝室、1階は玄関、その上のフロアは洗面、浴室。次の上のフロアに子供部屋。その上にリビング、 その上にダイニング、キッチン。一番上のフロアはワークデスクのある場所。そして、屋上へと、各フロアが階段により繋がっています。 全部で7層のフロアで構成されています。

小さい家では数字の上では面積が広げられないため、どのようにして視線の抜けを確保し、どのようにして圧迫感を抑えていくのかが 大事なことの一つとなっていきます。 この家では、スキップフロアによって得られる視線の抜け方をできる限り生かすということで、広がり感をつくりだそうと考えています。 基本的には、あるフロアに居るときに一つ下と、一つ上のフロアが見えているというように設計しています。 そのことを守っていくことで空間の広がり感は生まれていきます。 また、今回は階段を邪魔に感じないようなデザインにしていくようにも心がけました。

 

当住宅をもっとご覧になりたい方はこちら↓

大阪:上本町の小さな家(車一台分のスペースを層のスキップフロアにした家)

 

 

 

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