ラワンベニヤ
仕上げの打ち合わせでは、素材の選択肢は沢山あります。
住宅となると、どのような仕上げを使うかはその家族がよければ、良いということになり様々な選択肢があります。
写真はラワンベニヤを床に使ったものです。
奈良の関屋の家
ベニヤや合板については、好感を持たれる方や、押し入れのような裏方イメージのあまり表目でつかうものではない派、木目が荒いラワンベニヤがいいとか、というさらに踏み込んだリクエストをされる方も。
見方はそれぞれで、この写真の向洋の家に至っては、工事中に天井側面下地のラワンベニヤのラフさがよいということで、仕上げをせずに、そのままにしています。
仕上げする予定で、張り方をなどラフに仕上げていたので、現場の職人さんや監督さんは、なにがいいのか、最後まで分からない様子でしたが。
元々は年代によってイメージが違うのかと思っていましたが、上の写真は30代、下の写真は60代のお住まいということで、あまり関係がなかったようです。