日々のこと

奈良：西ノ京の家が上棟しました。

屋根の形は方形なのですが、通常ではない組み方のところがあり、現場の方々の努力によって、予定通りの日程で組みあがりました。

連日雨続きのなか、上棟式の日は晴れてよかったです。

上棟の場合、雨だと、大工さんが危険なため、中止となったりするのです。

奈良：西ノ京の家　基礎の配筋が終わりました。

この敷地にアプローチする途中には、少し狭い道路があり、この敷地あたりにくると、視界が突然広がるところが、いい感じです。

奈良：西の京の家　地鎮祭が執り行われました。

地鎮祭は、一般的には神式なのですが、今回は仏式の地鎮祭でした。

仏式の地鎮祭になったのは、建築主のご友人のご主人がお坊さんということもあり、仏式で開催することになったのです。

そういったこともあり、和やかな雰囲気の中、ご両親も参加し、式が開催されました。

奈良：西の京の家　ですが、埋蔵文化財の申請というものが必要です。

埋蔵文化財の地域に指定されているので、基礎工事のために土地を掘削したところで、役所に現地確認をしてもらってから、工事を進めないといけなかったりするときがあります。

建物を申請するときは建築指導課というところに申請するのですが、この埋蔵文化財という申請は、建物の申請とはまた別に、役所の教育委員会に提出するのです。

奈良：西の京の家　以前、ご自宅に伺ったときに、見せてもらった子供室の模型です。

子供部屋の模型を事務所でつくりました、というわけではないのです。

住まい主のお子さんが、お家の打ち合わせを何回もしているのを、傍で聞いているうちに、住まいに興味が出てきたようで、自分でつくりこんでいる模型だそうです。

大きなスケールで、ベッドや机などが、カラーリングもそれぞれに違ってつくりこまれていて、現在進行形だそうです。

布団とティッシュで検討しているらしく、リアルな表現にもこだわりが。斬新なカラーリングがとても面白いです。

奈良：西の京の家　には薪ストーブのある家になりそうです。

住まい主の方は、前々から薪ストーブを考えられていて、色々と検討に検討を重ねている、とのことです。

炎が綺麗な薪ストーブや、デザインの良い薪ストーブ、調理のできる薪ストーブなどなど。

最終的にたどり着いたのは、ネスターマーティンの薪ストーブで、針葉樹と広葉樹両方ともが燃やせる優れものだそうです。

奈良：西の京の家　打ち合わせの関係でタクシーに乗っていたら、虹が出ていました。

大阪では、視界が抜けるところがないためか、虹を見たのは久しぶりでした。

タクシーの運転手さんは、某中堅ゼネコンの営業を３０年もしていた方で、設計の仕事にすごく興味があるようでした。

奈良：西の京の家　打ち合わせを定期的に開催しています。

以前、キッチン周りの収納の打ち合わせをしました。

このキッチン周りは、機能が集中するところであり、意外と見た目にも目立つので、使い勝手もありますが、キッチンがオープンな場合、見え方も気になるところです。

そのバランスの話をしつつも、一回では決まりません。

写真は手書きによるスケッチです。素敵な感じです。
私が検討用に描きました、と言いたいところですが、奥様によるスケッチです。

奈良：西の京の家　打ち合せ内容の報告です。

この家の一番の贅沢は、家に帰ってきて、薪ストーブの前で一杯飲みながら、ゆっくりできることです。「リビングのソファーに座って薪ストーブを楽しみたいんです」　

それはいいですね～。

それで、冬はその薪ストーブを楽しみながら、といきたいところですが、よくよく話を聞いてみると、ご主人がTVも大分好きとのこと。なんと、ドラマとかが見れないときは携帯電話でTVを録画しているときもある位、TVが好きだそうです。バッテリーが切れても予備の電池を持ち歩くほどの筋金入りです。「リビングのソファーに座ってTVを見たいですね～」

そうなると、TVも結構メインですね

それとこの敷地は、なんといっても景色が良い、、、
「ソファーに座って景色を楽しみたいですね～」

確かにそうです、というか大前提ですね。

、、、ということで、色々なものが同時に、しっかりと見えるようにするのは意外に難しく、ご夫婦も一緒になっていろいろと考えてもらいながら、楽しく打ち合せを重ねています。

奈良：西の京の家ですが、土地を購入されることになったので、家づくりの希望を聞きました。

初めてお会いしたのは2006年。

その後、いろいろと希望を蓄積しつつも、整理され、大きな方向性を持った希望となっているような気がします。
理想はありながらも、ご自身の出来る範囲も見定めつつ、といったところで、住まい主の趣味を生かした家になりそうです。

敷地から遠方に若草山が見えます。