日々のこと

福井:敦賀の家

敦賀の家 工事始まり

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写真は基礎の工事の始まりです。大阪の狭小地と違って、家を建てても敷地が結構空いています!
まあ普通のことなんでしょうが。家の周りを敷地内で一回りもできます。当たり前のことみたいですが、狭小地だと、簡単に一回りできません。やはり地域の違いですねえ。
 これから順に書いていきます。

敦賀の家 模型

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 お客さんとの計画の話し合いは、やはり模型を眺めながらとなります。こんな感じかなという感覚をつかんでもらっています。模型を見てから、だんだんと図面を見ての打ち合わせに移行する感じです。まずは、模型をよくよく眺めてもらって、自分が入ったらどんなふうに見えるのか想像してもらいます。その後実際に建物が出来ていくときに、模型とほぼ同じようなものが形つくられるのは、面白いものです。

 

敦賀の家 計画

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 見晴らしの良い保育園の園庭に大きく窓を作りましょうと、お客さんと話します。ただ、園児たちとの目線が合いすぎるとまずいなあ、などといろいろ話しをしながら打ち合わせを進めていきます。

 薪ストーブを必ず置きたいなあ。と要望が出てきて、かたちが少しずつ作られていきます。

 家のかたちは、住み手の人となりが自然に出てきます。出来上がると、家と住まい手が重なっていることを、いつも実感します。

 

敦賀の家 敷地

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 敷地は保育園の園庭に隣接する見晴らしの良い敷地でした。周辺は同じ様な大きさに区画された、昔からの住宅地です。ちらほらと、建替えられた比較的新しい家が建ち始めています。

 これは、半年以上前の事を振り返っているのですが、現状は工事が始まっています。当然、この時はどの様なものが出来上がっていくのか、全く予想していないのです。考えると、家がかたちになって出来ていくのは不思議なものです。そしてとても面白いものです。

敦賀の家

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  福井県敦賀市で計画をしている住宅が、そろそろ工事始まります。薪ストーブのある、床を少し上げたところに居間部分がある、少しスキップフロアの住宅です。

  先日に地鎮祭がありました。家が建つ範囲の角辺りや、玄関、水廻りをおはらいしてもらっているところです。すこし振り返って計画段階を適宜報告していきます。

敦賀での計画で、薪ストーブのこと

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先日、敦賀に打合せに行ってきました。敦賀は、保育園、幼稚園関係の教材、遊具等の大きなメーカーが有り、保育園の設計をしていた時に見学に行ったことが有ります。たまたま、今回の打合せ場所がちょうどその近くだったので、関係ないのですが、保育園を計画していた時のなつかしい記憶がちょっとよみがえりました。
 
現地確認をした後、打合せをしていて、薪ストーブを入れようかという話が出てきました。薪ストーブは以前、四条大路の家の時に設置しましたが、僕は実際に使ったことはないので四条大路の家の施主さんからいろいろ聞いた内容しかわりませんが、暖かいし、とにかく楽しいものだそうです。ただ、たまたま同席された工務店の方が実際に薪ストーブを使っているそうで、実際の経験に基づいたお話しを少し聞かせてもらいました。
 
薪ストーブ。部屋中あったかい。夜家に帰って薪に火を点け、家全体が暖かくなって、寝るとき寝室も暖かい。火を点けるのに時間がかかる。また一度点けると完全に消えるのに時間が掛かるから家を出たり入ったりするときには向かない。火力が強ければ、煙突にすすがつき難いので使い方で2,3年に一回くらいの煙突掃除で大丈夫。火力が弱いと煙突にすすがつきやすい。毎日使うならば、薪が大量に必要なので確保をどうするかを考えなければいけない。
 
いろいろありますが、でも、やはり薪ストーブは楽しいとの事。