日々のこと

景色を眺める鉄筋コンクリート造のガレージハウス

第24回目は引き続き、北摂の事務所兼住宅をご紹介します。



鉄筋コンクリートの事務所兼住宅です。

コンクリートに木を組み合わせたボリュームが浮かんでいるような外観を

イメージして計画しています。

 

ガレージの内部です。

建築主さんからガレージにロードバイクを飾る場所、ミニカーを飾る場所、書類棚を

置くスペース、大型乗用車を二台並べて止める。など、多くの要望をいただきました。

そこで、設計側からの提案として、階段下のデッドスペースにロードバイクを飾る場所を

作り、スペースを有効活用しました。

また、玄関とガレージを仕切るガラスの一部をガラス棚にすることで、趣味のミニカーを

玄関、ガレージ両方から見えるように計画しています。

敷地の高さの条件が厳しく、天井高さを確保することが難しいなか、計画を進めていきました。

そこで、梁を見せることで、天井高さを確保し、コンクリートの素材感を表現する計画としました。

地上1階は個室となっており、天窓のある外部吹き抜けに面して開口部を設けることで、通風を確保しています。

地上2階のLDKは木材を使用し、コンクリートとは違った素材感を演出しています。

敷地近くの大きな樹木を眺められようにLDKは大開口とし、

広いバルコニーを作ることで外部でも過ごすことが出来る計画となっています。

ダイニングテーブルと一体型のキッチンです。

 

ダイニングテーブルにロースターがついたオリジナルダイニングキッチンになっており、海外製の冷蔵庫など

こだわりの詰まった計画となっています。

キッチンに立つとリビング、バルコニーと奥行きを感じられる計画となっています。

 


浴室はユニットバスではなく、在来浴室となっており、トップライトやオーバーヘッドシャワーなど
建築主さんの要望の詰まった建物のとなっています。

大阪:天王寺区の家 工事進行

大阪:天王寺区の家 

工事進行しています。

内外の光の入り方が徐々に見えてきました。

RCの駆体が消えていくのは残念ですが、仕上がり具合を楽しみにしたいと思います。

大阪:光明池のコートハウス

現場が、そろそろ終盤に差し掛かってきたので、

現地にて造園屋さんと、植栽の打合せをしました。

建築主と、どんな木を入れたい、目線をどう遮りたい、など

実際に座った時の目線などを体感し、打合せができました。

車を魅せる白いガレージハウス

第10回目も引き続き高松のガレージハウスをご紹介していきます。

 

本来、ガレージの床は車の重量に耐えることのできる仕上げとするため、
内部と連続した空間に見せるためにはいくつかのハードルをクリアしないといけません、
今回はLDKもガレージもタイル敷きとすることで連続感のある空間になっています。

また、四隅の外部吹き抜けが外の空気を運び、四周の外壁とスリット窓が視線の抜けを
作っており、住宅の中にいながらも外を感じることのでき、プライバシーを確保しながらも
開放的な住宅となっています。

 

 

お施主様は絵画も飾られるとのことでした。絵画があることで、ガレージの中にある車も展示物のようにも見えます。