日々のこと

家作りや住宅設計について

これから土地を探そうとしている方へ

土地探し

最近少し気になることがあります。

土地を購入したけれど、実際計画を始めてみると、予想以上に費用がかかる土地だった、という相談です。

土地や土地と道路の間に、段差がある場合が多かったり、一見すると、簡単に家が建てれそうな、造成された土地や、古くから家が建っている場所などなど。

これから土地を探そうとしている方は、できれば、一度事務所に来ていただいたり、土地の候補が幾つか出てきた段階で、事務所に来ていただければと思います。

先日も、建物の設計を依頼したいが、このような土地はどのような設計になるのでしょうか?ということで、事務所の方に来られた方が、数組いらっしゃいました。

そこは、いくつかある分譲地で、他の土地の方が要望に合うのではないか、ということで候補が変わったこともあります。
他の方は、少し検討したところ、あくまで私たちの想像の範囲ですが、将来を想定した時、もともと希望していた要望に合わないのではないか。ということで、新たに土地を探すことになりました。
一度お会いして話をしておくと、何かと家づくりを進めるときにスムーズなことも多いのも、良い点だとおもいます。また、そのようなプロセスを経た住まいは、いままで何軒もあります。

もちろん、土地がある状態で相談していただくことが一番多いので、必ず、ということではありませんが、予算が限られている方にはおすすめです。

プライバシー

オランダの建物

京都:向日の家や昭和町の家、羽ノ浦の家の写真を見た方に、この家はカーテンはどうするのですか?とか、プライバシーはないのですか?

と、時々聞かれることがあります。

向日の家がTVで放送され、建築主の方のインタビュー内容を見ると、プライバシーの感覚は、人それぞれ、家族それぞれによって、いろいろあることがわかっていただけたかもしれません。

昭和町の家の建築主の方も、家の中が外から見えて、カフェみたいに見せたい、という希望がありました。

それぞれの建物は、希望や感覚を聞いたうえで、デザインを提案しています。

羽ノ浦の家に至っては、目隠しのロールスクリーンなどが一切なく、照明も基本的に家の中のものは使わず、外から家の中を照らしています。

そういえば、向日の家の方と打ち合わせをしていると、オランダを思い出しました。
オランダの住まいは、外からリビングやダイニングがガラス張りで、家の奥の庭まで見えていることも多かったからです。
写真はオランダにあった建物の写真です。住まいではないとおもますが、感覚を大げさに形に表すと、こんな形なのかもしれません。

上棟

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 建物が出来上がる途中の工事現場は、ついつい目がいくのですが、出来上がってしまうと何事もなかったかのようになって、まわりになじんでしまうと以前なにがあったのかさえ直ぐに忘れてしまいます。不思議なものです。人は変化があるものを警戒するようにできているそうですが、それは他の動物と同じ本能的なものなのでしょう。いっそのこと工事中風の店舗にしてしまったほうが注目を浴びるんじゃないかと、ふと思いました。
 特に、柱梁が組み上がるときは子供からも注目を受けるみたいです。ずっと見てました。

男の料理2

 男性の視点でキッチンを話します。そこまで批判はしないで下さい。

 食洗器は計画時に多くの人が設置を希望します。ただ、初めて設置される方は、どの様な具合で使っていくのか判らないようです。確かにそうなんですが。まず一日に何回使うのか。これは多分毎食後手でお皿を洗うのと同じように食事の度に使うのではないかと思います。僕も使っていて、小さいお皿やスプーンなどを手で洗っているより大分助かるなあと感じています。ただ大きな鍋とかフライパンなどは手で洗います。欧米では、何でも入れ込んで洗ってしまうようです。でも僕は食洗機は細かくて数量の多いものを洗ってくれるだけで十分と感じています。

 食洗機は、一時的な収納場所にもなっています。お皿を手で洗った時、布巾で拭いたとしても直ぐに食器棚に入れたくないので、一時的にカウンターに置きますが、食洗機の場合はそのまま乾燥してくれるので、部屋が見た目スッキリします。

 食洗機は、新しい技能が必要になります。どのようにいろんな種類、形の食器類を効率良くこの食洗機の中に納めていくか。これは、結構大事なことです。間違えるとあまり入らなかったり、あるお皿が全く洗われていなかったり、またお椀に水が溜まったままで乾燥されていなかったりといろいろ残念なことになります。そして残念ながら、僕はあまりこれが上手では有りません。妻に配列の訂正をされることとなります。

男の料理1

 

 

男の料理、と書くとなんだかとても豪快に中華鍋ふるったり鍋に大量に食材を突っ込んで煮込んだりするイメージが浮かんでしまいますが、全くそんな話しではありません。料理レシピの話しではありません。いろんな施主さん家族と接するなかで、意外なことだと思うかも知れませんが、結構ご主人さんといいますか、男性が台所に立って料理をしている話しを良く聞きます。毎日とは言わないまでも仕事から早く帰ったときに料理したり、休みの時に料理をしたりする。僕もその一人で、些細な日常の家族の料理をするのが好きな人が居るものなのです。キッチンの使い方について、家本来の計画の話しから遠ざかってどこかに行ってしまうこともあるのです。そんなこともあり、キッチンの話を、たまにしてみたいと思っています。

 

男性の視点でキッチンを話します。そこまで批判はしないで下さい。

白熱電球

白熱電球

白熱電球が生産中止になっていくので、事務所で利用する部分があり、大量に買い置きました。白熱球は調光すると極端に寿命が伸び、さらに、光の色も赤みを帯びて変化するので、なかなか良かったのですが、急速な勢いででLEDに切り替わっていくようです。

白熱電球以外の蛍光灯やハロゲンなどはどうなっていくんでしょう。
といっていたら、早速新しいカタログではハロゲンにかわるLEDが出ていました。

住宅は長年使うものなので、照明計画をするときに気になることのひとつです。

NEWS

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2010年 5月22(土) 5月23日(日) ”スロープの家” オープンハウスを開催します。
こちらからお申し込みください。→ 藤原・室 建築設計事務所HPへ  

大工さん

大工さん

大阪:中百舌鳥の家の大工さんです。

大工さんは子供に大人気の、なりたい職業ランキングで上位にくると聞いたことがあります。

確かに、建築工事が終わると、すまい主のお子さんが、大工さんの真似をして、棒を振り回して、壁や柱をたたきまくって、両親に怒られたりする、などということも今までありました。

今回の現場の大工さんは、今回親子で現場の大工工事をされています。応援で親戚の大工さんも以前来ていました。
振り返ってみると、他の現場でも、親子や兄弟で大工をされていた現場が多いことに気づきました。

キッチンの炊飯器

炊飯器を買う予定で、家電量販店に見にいきました。

最近の炊飯器は、蒸気が出ないものや、出にくいものがあり、蒸気を内部で利用して、保温の状態を良くするものもあるようです。

キッチンまわりで、炊飯器をどこに置くかは気になるところのひとつです。

圧力タイプで「プシュッ」という音と共に、蒸気が上まで飛び上がるようなものもあります。

そうなると棚のようなところには置きにくいので、置き場所を限定してしまいます。蒸気が出ないとレイアウトもしやすくなりそうです。

そうなると気になってくるのがデザインですが、三菱のものやパナソニックの昔ながらのジャー以外は、大体がヘルメットみたいなデザインが多く、デザインでは選択肢があまりないようです。

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雨が続くと、、、

一昨日、昨日と久しぶりの晴れ間でしたね。

3月の中旬のほとんどが雨でした。

こんなときに困るのが現場(特に監督)さんです。

雨が続くと、例えば建物の塗装が出来なかったりと、段々と工期が遅れていくのです。

現在現場が進んでいる百舌鳥の家も、外壁の工事が雨により遅れています。

特にハウスメーカーなどと違い、元々工期がかかるので、それに加え天気の加減で工期がさらに遅れることがあります。
自然には勝てないので仕方がありません、無理に工事を進めると、後々不具合が出やすくなるので、待つしかありません。

昨日、一昨日と、現場監督さんの声が明るくなってきました。

桜もそろそろといったところですね。

建物の予算って、、、

相談会

先日の相談会でのこと、
ふらっと立ち寄られた会社員の方と色々と話をしていたのですが、ひとつづつ建物の説明をしていき、建物の費用をお伝えすると、「思っていたほど高くなかったので驚いた」との感想でした。

20代の方でしたので、「将来に向けてお金を貯めます」とのことでした。

高いって幾らくらいを想定していたのかがわかりませんでしたが、お住まいになっている方は普通の会社にお勤めの方が多いですから、予算に向かって設計していくので、そのあたりは希望の内容次第。

事務所設立当初は、建築関係のお仕事に携わっている方の住まいの設計が多かったのですが、最近はそれに加え会社員や公務員の方が増えてきています。